Clubhouse(クラブハウス)面白いねぇ、と言われた2021年2月。あっという間に人気に陰りが生じてきたようですが、原因は利用されていた有名人が軒並み撤退している様子。
それもその筈で、芸能リポーターもしっかりとClubhouseを活用しているらしく、音声や会話を記録してはいけない規約があるにもかかわらず、お構いなしに記事にしてしまっている様子。しかも、その内容は事実と異なる事を書いていても音声のアーカイブなないのですから、マスコミさんは好きなネタを書きたい放題という訳です。
そんなClubhouseですが、現在でも一部の利用者はしっかりと増えて残りつつあり、比較的30代以上のユーザーは根強く残っている状況。それもその筈、ほとんどの内容がコンサルタント業を営んでいる方や専門職の方がトークテーマを決めて昼夜に話し合いをしており、その環境は今のところClubhouseだけが独壇場となっているみたいです。
先日も、携帯料金の見直しという内容をテーマに、会話が非常に盛り上がっている所にお邪魔しました。その内容は、楽天モバイルを推奨するものですが、その場に専門家は居なく知識が豊富な方の集まり場という事もあって専門知識だけでもここまで話題を広げられるのか、と関心しました(結果私も楽天モバイルに加入しようと決意しました)。
とは言え、そもそもClubhouseの弱点としては、なんだかんだ言っても【iPhoneだけがClubhouseを利用出来る唯一無二の存在】というのが難題で、これらをAndroidやPCで視聴したい人も居るとは思うのです。
因みにその「AndroidやPCで視聴したい人」の理由は、iPhoneをClubhouseだけで占拠できない人がいるからだと思っています。バックグラウンド再生で利用する事も出来るものの、電話も鳴るかもしれませんし、動画を観たい人も居るかもしれません。
つまり、現代社会において拘束時間は多岐に渡り過ぎている影響か、一昔までは趣味はテレビやマンガ、学習では教科書や問題集だけでしたが、現代ではインターネットとスマートフォンがある事で、利用を続けるには時間を他のタスクと同時に行えなければ長続きしなさそう、というのが課題でしょう。
これらの解決方法は意外にシンプルで、Clubhouseだけで考えれば中古のiPhoneが一台あれば完結するんじゃないかな、と思っており、もしご自宅に使い古しのiPhoneがあれば専用機にしたほうが有意義だと思います。
例えば栄養士を志す人が居て、その会話や内容を聴きたいと思っている方は、ラジオやネットでは知ることが出来ない情報をClubhouseで知り得る可能性もあります。ものは考え方と使い方ですからね。