高齢者のウイルス詐欺が更に発展しているようです。
過去に書いた記事ではウイルスの駆除を装う形で金銭の代わりに電子マネーを要求していたのですが、最近ではOfficeのアンインストールを勝手に行うなどの遠隔操作が横行しているようです。
その事実を確認したのは、とあるお客様のパソコンの「ゴミ箱」の中に入っているテキストデータでした。そのテキストの中身は業者が制作されたと思われる、生成されたマイクロソフトアカウントとOfficeのプロダクトキーでした。
推測される犯行内容とその目的は、
お客様が偽ウイルスに感染したと知らずに電話で遠隔操作を依頼、そこでウイルス駆除を装いOfficeを削除され、その後OfficeがないとExcelやWordが使えなくなると困るというお客様にOfficeのライセンス購入を提案。
その後、お客様は電子マネーで金銭を支払い期限付きのOfficeをインストールされいた形跡が残っており、あまりにも悪質で単純な手口でした。
このような事例を一件でも減らしたいとは思って下りますが、対処方法は「知識として控える」事です。その対処方法は以下を一読しておいたほうが良いと思いますので、お時間のある時で構いませんので目を通しておいて下さい。
これらは決して、ご自身の過失ではありません。
明らかに仕組まれた罠を踏んでしまった事で心理的に不安にさせ金銭を稼ぐ悪徳なグループの犯行ですので、撲滅させるには「構わない・一切連絡をしない」事が唯一の方法です。
もし、ウイルスに感染した画面が表示され、お困りの際は当店もしくは民間のパソコン修理店までご相談頂ければ幸いです。