もう15年程出張サポートを行っていると、高齢のお客様は高確率で時代劇を観られております。これが何か?と言われてしまうとその通りなのですが、なんと言いますかホッとするんですよ。
お伺いすると時代劇が流れている平和観
どの時代でも変わらない風景ってあると思うのです。景色や町並みもそうなのですが、ご自宅のテレビこそ進化しているものの、放送されているのがCS放送などで一日中放送されている時代劇チャンネルなんてものをご契約されているのか、永遠と時代劇がご自宅のテレビで流れていると「あぁ・・・良いなぁ古い放送の時代劇のこの籠もった音声」なんて思ってしまうのです。
私はもうテレビを観なくなってしまったのですが、テレビは不要だと感じた事はなく、アマゾンのFireStickなどでYouTubeやNetflixなどを食事中に観るために使用しておりますが、地上波は録画の為にチューナーを繋げている程度なので、リアルタイムで見る事が無くなったんですよ。
そんな中で、昼間に時代劇チャンネルを永遠と流しているこの感じがたまらなく平和に感じるのですよ、たまに流れるCMも青汁などの健康食品系が流れたりと、お客様のパソコンを修理しながらも耳で聞いてしまうんです。
出張サポートでのご提案の大事さ
私のような出張サポートを行う人間にとって、お客様のご自宅はプライベートジーンでもありますので、その空気感で設定を行う内容のご提案を変える事もあります。
もちろん毎回は行いませんがパソコンの利用頻度が低い方はリビングには置かず、隣の部屋があれば畳のあるような場所でパソコンを使われるケースがあり、そこで小さなノートパソコンで使われている場合は、こうお伝えする場合があります。
「お座りになられながらパソコンを使われるのであれば見えにくくありませんか?ノートパソコンでも大きな画面で使う事は可能ですのでご検討下さいね」など、ご提案を必ずしも行う事はありませんがお声がけする事は大事だと感じて下ります。
これは出張サポートの人間だけが理解が出来る、お客様宅の空間を把握する事によって生まれるご提案は非常に大事だと思っており、修理だけ、設定だけ、それだけではお客様にとって必ずしもご満足のゆくサービスになり得ないと思うのですよね。
Wi-Fi環境は現地で経年劣化の確認も行っております
また、近年では最も重要視されるのがWi-Fi。その電波を飛ばす役割のWi-Fiルーターでは、この経年劣化もお客様が不安に感じられる前にお伝えするのも重要と感じており、スマホやパソコンを多用されている方にとっては従来の電話線同様の生命線とも言えます。
一昔前では、車内にLANケーブルを持ち運ぶのが一般的ではありましたが現代では交換用のWi-Fiルーターと1m程度のLANケーブルを常備している程、現代でのWi-Fiの需要が高まったと言えるでしょう。
お客様からのご依頼以上に、容易周到でいなければ何度もお伺いする事の無いように事前に用意しておくことも、修理業としては所持して当然の事を今後も欠かすこと無く従事してゆきたいですね。