今回はLinuxOSをパソコンサポートでどう活かすか、というお話です。
先日、自社のパソコンにLinuxのUbuntuOSインストールしたのですが、導入してみて良かった点が多かった事でより実感した事があったのです。
そもそもがRaspberry Piの故障によってVPNサーバーを失い、代替えになるものとしてデスクトップパソコンが一台余っていていた事から、これにチューナーボードを差し込み、最大8番組の同時録画を行おうと目論んだのがきっかけでしたので、動機としては真っ当なものと不純なものが混じり合った環境構築が始まりました。
当初ではLinuxのコマンドが分からない事など紆余曲折がありましたが、結果としてGoogle検索があれば書籍も不要であり、あっさりと解決。
個人的にはPCをサーバー化をする気持ちは毛頭無かったのですが、Linuxを知る上では身近に感じられる環境が必要であった事からサーバーを稼働しつつ録画した番組をiPhoneで視聴したり、Steamでゲームをしたり、ウェブブラウザもGoogle Chromeも意図も簡単に導入できたりと、Linuxコマンドでの操作は殆ど不要に近い時代になってしまった、というのが体験できました。
これであればスペック不足でWindows10の起動が困難なパソコンには「LinuxOS」という選択肢で、処分する予定のパソコンを有効活用し、無償譲渡も視野に入れつつ必要だと思われる方への簡単なアドバイス程度のスキルは得られたのかと思います。
その検証として、LenovoのT400に軽量なLinuxディストリビューションのZorinOSが正常に稼働したことに関して、より確かな手応えを感じました。
今後については、一定の方にプログラム学習や操作を覚えるという意味から、パソコンを触るきっかけとして、無償譲渡パソコンの実現に向けて取り組みを行いたいと思います。
直す事だけがパソコンサポート屋じゃないって事です。