先日、お客様からのご相談で「私の使っているスマホのアプリ、もうすぐ使えなくなるみたいで機種変更をしたら設定してもらえませんか?」との事。
はて?これはどういう意味かと。
スクエニトークン終了だってさ
サービス終了をしてしまうと機種変更後はダウンロードも出来なくなったするのでは?と思ったのですが、調べてみて理解しました。これは納得、確かに終わるみたいです。
それは「スクウェア・エニックス ソフトウェアトークン」というアプリで、スクエアエニックスが提供するセキュリティトークンの提供のサービスを2024年以降に終了するとの事。公式サイトにも記載されている内容でトークンの移行を促しておりますね。
そんな事から、スクエアエニックスとしては今後は物理トークン、もしくは他社の認証アプリに移管して欲しい旨が記載されておりました。
そもそも認証アプリって?
で、そもそも認証アプリとは、オンラインのセキュリティとプライバシーを守るための必須ツールです。例えば、Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorのようなアプリが最も有名では、パスワードだけではなく、二段階認証(2FA)を提供します。これは、アカウントへのログインをより安全にするための追加的なセキュリティ手段です。
使い方はシンプルで、アカウントにログインする際、ユーザー名とパスワードを入力した後、認証アプリが生成する一時的なセキュリティコードの入力が求められます。このコードは30秒ごとに自動的に更新され、自身のデバイスでのみアクセスが可能となります。そのため、たとえ誰かがあなたのパスワードを知っていたとしても、このコードなしではアカウントにログインすることはできません。
これらのアプリはスマートフォンがあれば無料で利用可能。これにより多くの銀行、ソーシャルメディアプラットフォーム、電子メールサービスなど、幅広いオンラインサービスでサポートされているみたいですね。
各種ゲームやWebサイトでアカウントの二段階認証を使用することで、デジタルアイデンティティを保護し、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを軽減できます。安全なオンライン生活のためには必須のツールという事です。
個人的にはGoogle Authenticatorを好む
私もGoogle Authenticatorを利用しておりますが、選考基準としてエクスポートがクラウドにアップ可能という事にあります。頻繫に機種変更などを行わないユーザーであったとしても、スマートフォンを紛失してしまった際での救済が、Googleアカウントがあれば認証アプリの復旧が可能となるという点は評価できると思います。
もし、スクエアエニックスのFF14やドラゴンクエスト10などのオンラインゲームを遊ばれている方で、まだ導入を控えておられる方はオススメですよ。
Google Authenticator
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