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メルカリであえて「ヤニ臭い小説」を購入してみたら本当に臭かったので対処してみた

ヤニ臭い小説

最近は耳で聴く小説のAudibleが日常的になっているのですが、ハマる理由は「ナレーターが良すぎる」事にありますが、希に棒読みのナレーターがいると感情移入しにくい事から、止む得なく本を購入して読んでいます。

個人的に好きな作家さんは「染井為人そめい ためひと」さん。有名な作品では「正体」でWOWOWでも亀梨和也さん主演で放送されましたが、9月にはキャストを変えて映画化にもされるみたいです。

そこで、染井さんの作品で「鎮魂」というものがナレーターが個人的には残念でしたので、本屋で購入を考えたのですがメルカリでも出品しているか探してみたところ、沢山出品されておりましたので購入を考えました。

普段は小説は新品で購入するので、古本はどの程度の状態なのか興味がありましたので、あえて訳ありを購入しようと探してみたところ、見た目の状態は良いものの「私は喫煙者です」と書かれたプロフを読んで、美味しそうなワインが実はビンテージでコルク臭があるかも…っていう状況に似ていて、ちょっと気になったんですよ。

という事でこれを買うことにしました。

購入後に即座に発送。届くと状態は良く、何も問題はないと思っていたのですがここまでヤニ臭いというのは想定外でした。これは読めれば良いと考えていた私の予想を遙かに超える匂いで、ペラペラとめくると匂いがすごくて、まるでコーヒーを楽しもうとしたら、砂糖の代わりに塩を入れてしまったみたいな感覚に陥りました、つまりは地雷です。

ヤニ臭い小説

やっちまったな・・・と嘆きましたが、ネットで古本のタバコの匂いを消す方法を調べてみると、古本屋さんからのアドバイスが書かれた記事がありましたので採用することに。

古本の消臭の手順としては「数ページごとに新聞を挟むこと」らしく、まるで1枚1枚薄く切ったパンを並べるみたいに1ページごとが良いとの事なのですが面倒なので5ページごとに挟み、この状態で5日間放置してみました。

結果・・・ダメです、全然匂いが取れません。

まるで冷蔵庫の奥で放置した食材が思ったよりも悪くなっていたみたいな感覚です。

そこで、更なる追い打ちをかけるが如く、重曹をキッチンペーパーで包み、新聞で包んだ古本に少量のリセッシュを噴射しジップロックで密封させました。

結果は如何に・・・!

ヤニ臭い小説

すると・・・匂いが気にならないレベルまで修復でき、まるで焦げかけた料理に最後の一振りのスパイスを加えたら、奇跡的に美味しく仕上がったような感じです。

やっほい!成功!成功!大成功です!!!

やはり、リセッシュは正義!

と、扱い方が合っていたかは定かではありませんが。さぁ、夏が終わるまで読み切れるかな?今後は匂いのおまけ付きには気をつけます。

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