思っていた以上に苫小牧市内が映ってた。
先日からNetflixで配信が開始された「そして僕は途方に暮れる」を早速観てみましたが、地元民がみれば、話の内容が入ってこない程までに苫小牧市内で俳優さんや女優さんがあの場所やこの場所で演じているので違う角度で色々と楽しめた作品でした。
「え!あのトヨエツがあのパチンコ屋に!」
とか
「あっちゃんが苫小牧駅前で立ってる!」
とか
「うん・・・地元民ならそこで買い物はしないよね」
とか、色々とドキドキさせられましたが、内容としても本当に面白い映画でした、特に終盤は「マジかよ・・・」と発してしまいましたが、劇場で観ていたとしても恥ずかしげも無く放っていたかもしれません。
映画のキャッチコピーを観ても「現実逃避型エンターテインメント」と書かれておりましたので、全てを捨てて逃げ出したい主人公が観ていてムズムズしましたがここまでお話の内容に引き込まれたのは久しぶりです。
もちろん慣れ親しんだ苫小牧市がロケ地であったこともありますが、なんと言いますか若かりし日の頃を思い出す描写が沢山あったんですよね。積もる雪の中で友人と深夜に初詣で歩いた記憶や、都会で一人きりでビルの中を淡々と歩いて居た記憶など、妙にリアルで懐かしいのは主人公が線路の周辺を歩くシーンが多かったというのもあるのかもしれません。
ネトフリ加入者で苫小牧出身の方は必見ですね、これ。