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YouTubeでの情報が全て正解だと信じ、PCの制作が簡単に出来る自信をつけてしまう方が増えている

老人パソコン

私もそう、世の中は動画を参考書代わりにする。

最近書店に行くものの料理本コーナーが縮小され、漫画本のスペースが拡張されていた。これは間違いなく動画コンテンツが充実した証拠だろうと思う。

また、先日受験した第二種電気工事士試験での会場でも、参考書や公式テキストを開いて予習をしている人が誰一人居なかった、むしろ驚いたのがスマートフォンで動画を見て学習している人が多かった事。

時代は完全にシフトしているんだなと思いました。

それはお客様からのパソコンの診断でも表れており、通電しない原因をお調べすると電源ユニットとマザーボードの交換が必要ですね、とお伝えすると「自分でも出来るよね?YouTubeで簡単に解説しているし」との事。

もちろんです、とお伝えするものの、因みにパソコンをご自身で修理されたり組み立てたいした事は何度かあるのですか?とお聞きするとかぶりを振り、「いや、やったことないよ、YouTubeでは簡単にやっていたので私にも出来るかなって」とのご返答。

この様なYouTubeなどの動画を参考にパソコンを組み立てたり、修理を行う方に唯一アドバイスさせて頂く事は、2台のパソコンがあればそれは可能かな?、とお伝えしております。

ではこの内容を具体的に。

例えばパソコンが壊れてしまった際にWindowsを入れるにはインストールディスクが必要になります。これは昔とは違いリカバリーディスクはHDDなどに内蔵されており、CDやDVDが同梱されておらず作成する必要があります。

オススメなのは公式から最新版のOSをインターネットから入手する方法をオススメしておりますが、このイメージデータをどうやってUSBメモリに書き込むのか?

Windows?OS?インストール?なんだそりゃ、と思う方はお時間を要して更に色々な動画をご覧頂く必要があり、また修理となれば多少は経験した方と一緒に行った方が良い、とお伝えしております。

動画はめっちゃ便利、それを専門店で「動画では違う事を言ってるよ」とか「動画ならこうすれば良いと聞いたんだけど」とご質問された場合、専門家の皆様はどう答えているんですか?

「そうですね」は薄っぺらい、「そのとおりです!」はちょっと大げさ。

あ、そうか、こういうアンサーも動画で探せば良いのですね。

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