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48歳、プログラミング劣等生がAntigravityで革命を見た一週間

これは成功談というより、記録です。うまくいった話というより、トラウマと再挑戦の話に近いかもしれません。

私はシステムエンジニアではありません。

プログラム経験も、ほぼないと言っていい。

25年ほど前、いわゆるプログラミング系の専門学校に通っていました。情報システム科という名前だったでしょうか。そこからデータベース寄りのコースへ分かれていく流れでした。

そんな私はその中でもぶっちぎりの劣等生でした。

パソコンの知識もない。理解も遅い。周りはどんどん前に進む。その中で、なぜか一番下にいたのが私でした。最初の内定はCAD系の会社。でも、研修終了直後に退職。今振り返れば、迷惑以外の何ものでもない。

その後、派遣。東京。フリーランス。開発者たちの近くにはいました。でも、私は「作る側」にはなれなかった。評価、デバッグ、テスト。悪くはない仕事。でも、どこかでずっと引っかかっていた。

自分はプログラミングができない人間だ

この呪いみたいな言葉が、ずっと残っていました。

“自分の作品”なの?

最近、AIによるプログラミングが話題になっています。私も流れに乗って、Pythonでツールを作りました。でも正直な感想はこうでした。

これ、私が作ったのか?
それともAIが作ったのか?

コードはほぼコピペ。でも、欲しかった機能は完成している。この時に気づいたのは、

「作れる喜び」は本物だ

ということでした。所有感は薄い。でも、達成感はある。これは不思議な体験でした。

革命はAntigravityで起きた

そして今回、本気で一週間使い倒したのがAntigravity。正直、衝撃でした。プログラミングというより、

  • 設計
  • 実装
  • デバッグ
  • テスト
  • アップロード

全部やってくれる。自分の知識は、ほぼ不要。ここで出てくるのが最近よく聞く言葉。

エージェンティックエンジニアリング(Agentic Engineering)

難しそうに聞こえますが、要はこうです。

人間が監督
AIが作業チーム

設計AI、実装AI、テストAI、修正AI、ドキュメントAI。役割を分けて動かす。昔流行った「バイブコーディング」は、なんとなく指示してなんとなく作るスタイル。でも精度を上げるには、

  • 人間が仕様を明確にする
  • AIに役割を持たせる
  • 評価は人間が行う

この流れが強い。

私の実際のワークフロー(LINE予約システムの場合)

私は今回、LINE予約システムを作りました。流れはこうです。

① 仕様はChatGPTに書かせる

まずはざっくり仕様を言語化。自分の頭の整理も兼ねる。

② Antigravityで設計叩き台を作る

軽量モデルで一気に設計図を出す。

③ 実装はGemini系でガンガン進める

スタミナ消費が軽いので量産向き。

④ バグ修正はOpus系で締める

高精度。ただしスタミナ激減。ここが重要です。AIには「スタミナ」があります。特にOpus系は減りが激しい。週単位で制限がかかる。なので私は、

  • 基本実装 → Gemini
  • どうしても詰まったら → Opus

という節約型エージェント運用をしています。年間3万円プラン+各LLM課金。合計1万円前後の月額。3つのLLMを回しながら使う。これはケチではなく、戦略です。

なぜ48歳でもできたのか?

私はプログラミング経験がほぼありません。

サーバーの選び方も知らない。データベース構造も曖昧。コマンドも怪しい。それでもできた理由は一つ。

毎日少し触ったから。

1日5分でもいい。右側の入力欄に、とりあえず指示を投げる。制限が出る頃には、あなたはもうだいぶ使いこなしている。最初は画面が怖い。でもスマホも最初はフリック入力が地獄でしたよね?

それより簡単です。

トラウマは消えたのか?

完全には消えていません。

「自分はプログラミングができない人間だ」

この声はまだどこかにいます。でも今は違います。

自分は設計できる
自分は判断できる
自分は評価できる

そして、

AIに作らせることができる

これは逃げではありません。むしろ現代的なスキルです。

これから始める人へ

もしあなたが

  • プログラムが苦手
  • 数式を見ると眠くなる
  • 専門用語が怖い

そんなタイプなら、むしろ今がチャンスです。まずはこれだけ覚えてください。

  1. 仕様を明確にする
  2. AIに役割を与える
  3. 軽いモデルで量産
  4. 重いモデルで仕上げ

それだけで、なんちゃってではない、立派なエージェンティック運用になります。

サル以下の私が言うのだから間違いない

昔、本屋に「サルでもわかる○○」というシリーズがありました。私はサル以下だと思っていました。でも今、48歳でLINE予約システムを作っています。

執念ではありません。
才能でもありません。

触っただけです。

そして、作れる喜びを知っただけです。

これが私の一週間の美貌録です。

完璧じゃない。でも確実に、25年前の自分より前に進んでいます。それだけで、十分だと思っています。