これから新しい事をしてみたい方にとって、一般的には資格を獲りたいという方がおられますが、資格よりもスキルを上達させた方が有意義な事もあります。
劣等生がパソコンを上達できた理由
例えば、今まで持っているけど上達してこなかったものとして「パソコンスキルを上達させたい」という方が多い事もあり、私がパソコンの設定を行っている時に「マウスの操作早いですね」とか「入力が速いですね」など言われた事がありますが、私は一番の劣等生でした。
20年前にパソコンの専門学校に通っていたのですが、キーボードの入力方法も分からず、マウスの操作も苦手な状況で入学したのですが、それはもう情けない事にポンコツな操作でデスクトップのアイコンをゴミ箱に捨ててしまって慌ててしまうなど、ぶっちぎりでパソコンが苦手でした。
それなのに何故、コンピューター系の専門学校に入学したのかと言えば、理由は単純で「覚えたら格好いいと思ったから」という思いだけ。
そこで専門学校でパソコンのスキルを上達させたかと言えばそうではなく、インターネットが私の人生を一変させ、ついでにパソコンのスキル一気に向上させてくれました。
つまり私は学生時代に同級生がパソコンのプログラミングを学んでいる時間にインターネットで遊んでいたのです、これって良くないことですよね。
パソコンを上達したい理由を明確にすること
ですが結果として現代ではこれらが大い役立ち、現在ではこれでご飯が食べられる様になりました。向き不向きは人によって必ず存在し、それを活かす方法は「今何がしたいのか」で決まると思います。
当初では、学校では教えてくれないアンダーグラウンドな情報や細かいやりとりに関しては、現代ではGoogleで検索すれば覚える事が容易な現代とは違って、先人の教えがメールでやりとりする事でしか得られない時代があったのです。
そこで学んだ事は、「どんな条件でも文字を書く(打つこと)でパソコンは必ず上達する」という事です。
知らない人に知らない情報を聞き出したいときに、メッセージを送る事が最も重要で、当初ではメールを利用しておりましたが、現代ではLINEやメッセージ系のアプリを使うと思います。それをどう伝えれば教えてくれるのか?やまた自身が得た経験をどう残す(忘れない)か?それを反復しているうちにいつの間にか操作が速くなり、パソコンの知識も蓄積されていったわけです。
現代では時代遅れのように感じるかもしれませんがブログが最もパソコンを上達させる方法だと思っています。理由は人に読んで貰う事で継続しやすく、キーボードを使わない操作ばかりでは飽きるからです。
つまり調べ物としか利用していないパソコンを情報を発信させる道具に変えるだけで【パソコンを上達させたい】とう目的はあっという間に達成出来ます。
好きな事をパソコンでどう形にするかを考えてみる
当店のお客様で、パソコンを始めたばかりの時に「ジャガイモの花の写真をみんなに見てほしい」との事で80代の男性がコツコツとホームページを作り、気が付けば人気のコンテンツとなって、雑誌編集者から連絡があり「そのジャガイモの花の写真を購入したい」とお願いされるまでに有名になりました。
世の中は資格だけで判断される時代ではなく、情報発信を行えるスキルを得るだけでも武器になり利益になる時代です。パソコンを上達するにはその辺りを押さえておくことで、ちょっとだけ裕福になる可能性が秘めている事を知って頂ければ幸いです。
表計算のExcel(エクセル)の資格の勉強を50時間行うのと、Excelを使って備忘録やレシピやまとめなど、表計算の枠を越えた使い方を50時間に好きに行うのでは、私は後者を選ぶでしょう。世の中資格を所持しているという優越感や安堵感だけで時間を要す時代ではないと思うのです。
ですので【もし同じ時間を使うなら?】と考えるだけでパソコンが上達する方法が大きく変わってゆきますので、本で覚えるよりも触ること、習うよりも慣れることを重点的に意識を行えばあっという間にパソコンが上達すると思っています。
ではまた参考になる事があればお伝えしたいと思いますので今日はこの辺で。