PC自作ユーザーならば知る人ぞ知る、株式会社サイズが制作しているCPUクーラーの「虎徹」がマークⅢになって販売を開始との事で、この情報を読んで「おぉ！！」となる方が多いでしょう。
なにせ、この「虎徹」シリーズの良さは空冷のCPUクーラーであるものの、静音性も確かなだけではなく「お値段以上にしっかりと冷える」事で定評となっていおります。
つまりはBTO制作者にとってコスパが非常に良い定番商品なのです。
今回は「MARK II REV.B」からの後継という事もあって、以下の点が改良されたとの事。
KOTETSU MARK3より引用
- 大型ヒートスプレッダ搭載メモリとの干渉を回避
- 前作より厚みを増した0.4mm厚のフィンに変更(ヒートシンクの剛性が向上)
- 銅製受熱ベースプレートが現行のCPUに合わせて40×40 mmにサイズアップ
- 新型120mm PWMファンの採用(パフォーマンスの向上)
- スプリングスクリューの締め付けをスムーズに調整可能
- ファンマウント位置とメモリスロットの空間的な重なりを回避
簡潔に書けば「より使い勝手が良くなった」という事になりますが、ここまで良質に改良されれれば同売価のCPUクーラーとは敵無しの状況。
主な用途はゲーミングPCでのBTO制作で高性能なCPUを選択された方でも、安価で安定した放熱化が見込める事にあり、何よりも個人的には取り外しが行いやすい事から制作代行の際には必ず「虎徹」を採用させて頂いております。
また、近年販売されているCPUのAMD AM5「RYZEN」とIntel LGA1700に完全対応との事なので、もしもCPUクーラー選びで迷ったら虎徹マークⅢを選べば問題なし、という事になりますね。
発売は2023年2月15日以降との事ですので、どうしてもいち早く入手されたい方はPCパーツショップで予約、になりますがお急ぎでなければネットショップにも順次出品されると思いますので、それまではゆっくりとご検討してみては如何でしょうか。
因みに市場想定価格は3,980円との事です。
