今日はパソコン修理屋がこの記事【10代の28.6%は「自宅にパソコンはあるけど使っていない」】を読んで思った事を書こうかと。
まずは【まとめ】から
まとめるとこのような感じ。
全体の所有率と利用率: 調査によれば、82.7%の回答者が自宅にパソコンを所有していると回答しましたが、そのうち実際に使用しているのは61.5%。この結果から、所有しているが利用していないまたは他の家族が利用している可能性が示唆。
男女別の所有・利用率: 男性の方が所有率と利用率が高く、特に利用率において16.5%の差があります。女性の非利用率が高いため、この差が生じていると考えられる事。
年齢別の所有・利用率: 年齢による所有率には明確な傾向が見られず、しかし、10代と60代は利用率が低くなっています。特に10代では28.6%が所有しているものの使用していない状態であることが強調されている。
世帯年収と所有・利用率の関係: 低い世帯年収ほどパソコンの所有・利用率が低い傾向があり、これが若年層のパソコン離れにつながっている可能性が指摘されている。
パソコン非所有者の属性別動向: パソコンを所有していない人々の属性によるスタンスの違いが明らかになります。例えば、10代の半数以上はパソコンを欲しいと考えている一方、60代では8割強が欲しくないと回答しています。また、学生や生徒は欲しいと思っている割合が高い一方、無職の場合は3割近くしか欲しくないとの事。
所感、もっと少ないかと思った
個人的に思ったのは「え?十分でしょ、思ったよりも多くない?」というのが率直な感想。なにせパソコンを所持しているのが10代で約4人に1人が使っているんだと思えば十分過ぎます。多分もっぱらゲームでしょうが、そんな事はどうでもいいんですよ。
スマホの爆発的な普及で「パソコンはオワコン」と言っていた人たちが約10年前にヤーヤーと騒いでいた時期、すなわち低迷期があったんですよ。
それから10年が経ち、現在でもこれ程までに(10代が)使われているとは嬉しい限りですね。むしろ当初50代だった方が現在は60代となり、その方達が「やっぱりパソコンはいらん!!」と拍車をかけている方が深刻のような気がします。
時代はAIやクラウド
そういえば先日、60代の管理職をされているお客様がご来店され「データがクラウドで管理出来るようになってから、データが消える恐れを気にしなくて済んだ、これでいつでも辞められる」と、やや自虐的なお言葉を頂きましたが、これは使いこなしている証拠。
これからの時代はパソコンを使ったChatGPTでのAIが生み出すプログラミングや画像の生成。そしてこれらはExcelやWordなどで管理していた見積請求書からの脱却を容易に可能にしたり、勤怠管理などのシステムを外部に委託しなくて自社で制作を可能にしたりと、DX(デジタルトランスフォーメーション)の波は日に日に大きく、そして今や主流となってきました。
某飲食店の社長曰く「もう経理作業はクラウドに任せた」との事で、人材不足を補うにも一役買っているようです。もう、どうこう言わずとも【AIやクラウドを使いこなす】事がこれからの時代で生き抜く前提のタスクとなります。
そんな時代にパソコンを少しでも使えるようにしておいた方が良いと思うんですよね。