本日ご来店されたお客様で「パソコンの修理代よりもパソコンが安い時代なんだね」と仰っておりました。確かにそうかもしれませんね。
モノの価値と言うのは人によって異なりますので、修理屋にとっては修理をご希望となればありがたいお話なのですが、無理に修理はおススメしないというのが現状なのです。
また修理を行う例では、「古いWindowsのOSではないと動作しない条件があるソフトウェアがある」という事や「必要なデータが取り出したいがOSが起動しない」と言った所でしょうか。
この場合後者では修理というよりはデータ抜き出しになるので、新しいパソコンと壊れたパソコンを2台お持ちになられて、新しいパソコンにデータを入れてお渡しを行う事も多く、お直しよりも設定に近いご依頼も増えております。
またWindowsが世に出て20年以上が経ちますので、親族や友人知人の方にパソコンの初期設定やインターネットの設定をお願いする事にしている事から、意外にも「パソコンサポートは需要が減ってきたのか?」と言われると、意外にもそうではなく、親しい方に依頼する方が高くつく(金銭面以外にも)らしく、最寄りのパソコンサポート屋に設定だけ、またはインターネットだけご依頼頂く事も増えてはおります、これが年々増えている事は身を持って感じております。
お話は戻りまして「安く購入したパソコンを修理を行う価値はあるのか?」という内容に関しては、修理する価値は十分にあるものだとお伝えしておこうかと思います。それは中古車を購入された方だと理解しやすい内容なのですが、手入れを行う必要が新車よりも必要だという事。
パソコンに車検はありませんので、程度は末期な状況で修理に至る訳となりますので、数少ない手入れの機会を蔑ろにする事なく修理を行えば、結果として新品よりも長持ちさせる事だってできる部品もあります。
もし同じ内容で検討中の方は今一度、パソコンの利用頻度をお考えの上、修理を行うか否かはお電話にてご相談の上で決められては如何でしょうか。