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デジタル遺品をデータサルベージ?万が一に備えて事前に行っておく方法とは?

遺品

データを取り出すご依頼、復元するご依頼と様々

最近ご依頼が多いのがパソコンの内部のデータを取り出すご依頼が多く、その中でもお亡くなりになられたパソコンのデータを抜き出す事が多くなってきました。開業を行ってから9年目となりますが、年々確実に増えている案件となっております。

また特殊な案件ではありますが、何らかの原因で消されてしまったデータの復元作業も行いました。これらは技術的には然程高度ではありませんが、手順を知っている方や機器などの環境が揃っていれば比較的全てのファイルの復元は可能です。

読み取れなくなったハードディスクからもデータ復旧は可能なんですよ

適切にデータを引き継ぐ効率的な方法

これらで思うことは、事前に準備を行えばご家族が困惑せずに済むという事です。その方法とは簡単に申し上げれば、「パソコンにパスワードを設定しない」事でありますが、第三者にデータを利用されてしまう可能性に繋がりますので、「外付けのハードディスクに保管しておくこと」を推奨いたします。

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外部メディアに保存を行うことで、万が一パソコンが破損した状態でお亡くなりになられても、別のパソコンから容易にデータを閲覧する事も可能ですし、ご自身のパソコンの整理整頓にも繋がります。

少し前に流行りましたエンディングノートにも、「パソコンの中身は殆ど入っていないので、大事な写真などは外付けのハードディスク(もしくはUSBメモリ)に入れているので、それを見てほしい」などと、書き残しておく事で、ご家族の負担は格段に減るはずです。

ハードディスクに直接手書きで書くと分かりやすいかもね

消されたくないデータはクラウドデータに保管

究極の自己防衛の方法として、現在では無償でデータをインターネット上にファイルを保管が行えるサービスが充実しております、代表的なものでは”ドロップボックス”や”グーグルドライブ”や”ワンドライブ”が有名です。

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そしてこのクラウドデータの一番の魅力が「削除をされても復活できる」事を意外に知られていないようで、実はこれが一番クラウドを利用する利点となります。これにより、無作為にデータを入れるのではなく、削除されたくないデータのみを保管する事をオススメします。

また、パソコンにデータを保管しない事で、ご遺族に引き継ぎを行う際は必ずエンディングノートなどには「クラウド名とIDとパスワード」を大文字小文字を間違えずに書き残しておいて下さい。

また逆にご家族に知られたくない場合は、見られたくないものをクラウドデータに入れておくことで、データの探索は不可能となりますので上手にご利用頂ければ幸いです。

無償で利用ができるクラウドサービスは容量に制限があるので事前に調べてから登録をオススメします!
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