インテルは第8世代のLGA1151対応のCPU「Core i+」を発売したようです。商品としては以下の3種類となっており、これに16GBのOptaneメモリが付属するとの事、これはかなりのお買い得商品ではないでしょうか。
・ Core i7+ 8700
・ Core i5+ 8500
・ Core i5+ 8400
Optaneメモリってなんですか?
この発表を知るまでは、恥ずかしながら私は「Optaneメモリ」の存在を知りませんでした。これってどういうものかと調べると「HDDのキャッシュを補うM.2型のSSDメモリ」との事で、HDDの弱点となる読み込み速度を「Optaneメモリ」が補うというもの。
ではこの「Optaneメモリ」はどの程度の速度が向上するのか、それらの検証については公式ページにて比較の動画が公開されておりました。
記事によりますとSATA接続のSSDよりも読み込み速度が速くなるそうで、「大容量のデータを利用するゲームをHDD実装しても速度を向上、安定させる」為に生まれた規格っぽいです。これはPCでのネットゲームが盛んな中国などに向けて考案されたパッケージだとも言われております。
既存のM.2を利用している方には恩恵はない
セットで付いてくる「Optaneメモリ」ですが、私の場合は一つだけ問題だあるのです。それは「M.2のSSDを既に利用している人」はどうなるか?と言う事・・・すなわち「付けられないので全く意味をもたない」のが現状となります。
つまり「SATA接続でストレージを利用している人には高速化が見込めるのでおススメ!」であって、M.2のSSDを利用中の方にとってはOptaneメモリは不要になります。ですので今後パソコンの製作をご依頼頂いた時には「大容量のHDDが必要であればOptaneメモリで補いますので速度は安定しますよ」というご案内は出来ますのでそれはそれで良いのかな?と思います。
因みに、Amazon等でのネット販売ではまだ確認が取れませんでしたがこれから間違いなく売れるCPUセットですので、選択肢の一つに考えてみては如何でしょうか。