パソコンのパーツは現状では限定的に
2月に入りまして、パソコンの制作のご依頼は個人のお客様よりも法人様が増えております。その中でも最大の受注のピークがあった2019年12月では市場では在庫があるものの販売価格が高騰しまくっていたCPUやSSDに関しては、2月現在は緩やかに値下がり傾向となっており、同売価でも倍の容量を搭載できる時期となっております。
とは言え、SSDだけに関しては在庫が本当に少なく一部の有名なメーカーでは、確実に生産を控えているとしか言えない状況が続いております。もちろん在庫は希少なり存在するのですが、明らかにコスパが悪いモデルばかりを販売している様子。
具体的にはサプライヤーのCFD販売のSSDでは、240GBのモデルが品質でも価格でも最高にコスパが良かったものの、現在では一部の業者でしか取り扱っておらず、そのため韓国製のSSD製品が多く出荷されているようです。
一方でCPUではAMDのRyzenシリーズが売上を独走しているお陰で、Ryzen対応マザーボードの販売値も高騰しているものの、ASUS社の一部の不具合が巷で広がっている事でAsRock社のマザーボードがトップに躍り出るというなんとも珍しい状況が続いております。
これらの状況を汲み取り、PCパーツの構成は大きく変わりつつあり、Ryzen構成のパソコンも決してコスパが良い時期では無くなってきております。それでもインテルCPUを選ぶよりは価格以上の性能を出している事から現状維持となっておりますが「うーん」という感じです。
今後パソコンを組み立てようかと考えている方は、決算時期の3月を目安にパーツを集めると比較的安く購入が見込め、もっと安く購入されたい方は入れ替え時期となる6月を狙うと良いかもしれません。
ともあれ、現状ではPCパーツ価格が頭打ちの状況ですので、スペックやサイズを気にしない方でノートパソコンでも良い方にとっては、通販型のショップのセール情報をチェックし、時期を見て選択すれば損はないかと思われます。