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パソコン設定業者が知っておくべき、ゲーミングPC納品時に「設定しておくと喜ばれる」推奨設定まとめ

ゲーミングパソコンの納品時、「どこまで設定しておくべきか」「勝手に触りすぎではないか」この線引きに悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。特に、

  • これからゲームを始める方
  • PCゲームが初めてのお客様
  • コンシューマー機(PSやSwitch)からの移行組

こうした方に対しては、最低限の“地ならし”設定がされているだけで、満足度・トラブル回避率・信頼感が大きく変わります。

本記事では、パソコン修理・設定・組み立てを行う業者目線で、「設定しておいても失礼に当たらず、むしろ親切」かつ「お客様にきちんと説明ができる」ゲーミングPCの推奨初期設定をまとめます。

基本方針:勝手に“好み”を決めない

まず大前提として、エイム感度・ゲーム内設定・キー割り当てなど、プレイスタイルに直結する部分は原則ノータッチが鉄則です。業者が触るべきなのは、

  • OS・デバイス・電源・安定性
  • ゲーム以前の「土台部分」
  • 不具合・誤解・性能ロスを防ぐ設定

この範囲に限定することで、「余計なことをされた」という印象を避けられます。

納品前に設定しておくとよい

モニター解像度・リフレッシュレートの適正化

これは最優先項目です。Windowsのディスプレイ設定にて、

  • 解像度がモニターのネイティブ解像度になっているか
  • リフレッシュレートが
    • 144Hzモニター → 144Hz
    • 165Hz / 240Hz / 300Hz → それぞれ最大値

になっているかを必ず確認します。この設定は「性能を引き出すための正しい初期設定」であり、お客様の好みを侵害しない安全な調整です。説明例としては、

モニターの性能が正しく出るようにだけ設定してあります

これで十分通じます。

Windows 高速スタートアップの無効化

これはトラブル回避目的の設定として非常に有効です。高速スタートアップは便利そうに見えますが、

  • シャットダウンしても完全に電源が切れない
  • ドライバーや周辺機器の不具合を引き継ぐ
  • 「再起動したのに直らない」という相談の原因

になりがちです。最近のSSD搭載PCでは、オフにしても体感速度はほぼ変わりません。

不具合が起きにくいよう、完全に電源が切れる設定にしています

と伝えれば、納得されやすい項目です。

マウス加速(ポインターの精度を高める)のオフ

FPS・TPSを想定するなら、マウス加速はオフが無難です。重要なのは、「エイム設定を触った」ではなく、OS側の挙動を安定させただけという位置づけ。

マウスを動かした距離と、画面の動きが常に一定になる設定です

特に初心者ほど、最初から変な癖が付かない方が後々楽です。

ゲームモードをオン(標準設定の確認)

Windowsのゲームモードは、

  • ゲーム中のリソース優先制御
  • バックグラウンド処理の抑制

といった、公式のゲーマー向け機能です。多くの場合デフォルトでオンですが、確認だけは必須です。説明としては、

Windows標準のゲーム向け最適化機能です

と、あくまで“メーカー推奨”である点を強調します。

ゲームバーは「使わない前提」でオフ

初心者の多くは、

  • ゲームバーを使っていない
  • 存在すら知らない

というケースが大半です。

一方で、

  • CPU使用率が上がる
  • 録画系トラブルの原因になる

こともあるため、使わない前提でオフにしておくのは合理的です。

不要な常駐機能を止めて、軽くしています

と、お伝えするだけでOKです

USB セレクティブサスペンドの無効化

これは修理屋目線で特に重要なポイントです。

  • ゲーム中にマウス・キーボードが切れる
  • 一定時間後にUSBが反応しなくなる

こうした相談の原因が、USBセレクティブサスペンドであるケースは珍しくありません。ゲーミング用途では、安定性優先で無効化しておく方が安全です。

設定しておいても失礼に当たらない「物理・環境面」

有線LAN接続を前提に設定

可能であれば、

  • LAN接続を基本に設定
  • Wi-Fiは補助的な位置づけ

にしておくと、後のトラブルが減ります。説明としては、

対戦ゲームは回線の安定性が重要なため、有線を基本にしています

で問題ありません。

電源・雷対策の注意喚起

設定そのものではありませんが、

  • 雷ガード付き電源タップ推奨
  • 落雷時は可能なら電源を抜く

これは納品時の一言説明として非常に価値があります。「設定して終わり」ではなく、機械を守る意識を共有することで、修理屋としての信頼感が増します。

あえて「触らない」ことも重要な判断

以下は原則ノータッチが望ましい項目です。

  • ゲーム内グラフィック設定
  • マウスDPI・感度
  • キー割り当て
  • NVIDIA/AMDの細かすぎる3D設定

これらは、お客様自身がゲームを触りながら決めるべき領域です。業者が踏み込みすぎると、
「なんか違う」「前よりやりにくい」という不満につながる可能性があります。

設定とは「親切の押し付け」ではない

ゲーミングPCの納品時に求められるのは、

  • 性能を正しく出せる状態
  • トラブルが起きにくい土台
  • お客様が迷わず始められる環境

であり、プレイスタイルを決めることではありません。今回紹介した設定は、

  • 勝手に好みを変えない
  • 説明ができる
  • 業者として胸を張れる

いわば、修理屋・設定屋の“安全ライン”です。これからPCゲームを始めるお客様にとって、最初の一歩を気持ちよく踏み出せる環境を整えること。それこそが、専門業者にしかできない価値だと言えるでしょう。

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ABOUT US
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ピシコ
北海道苫小牧市でパソコンとiPhone修理業を営んでいます
三度の飯よりも修理好きでゲームとプラモが趣味
19匹多頭飼いするほどのハムスター好き
最近は筋トレでの減量にハマってます(←NEW)