今後はRyzen3 2200G 構成がビジネス使用でのBTOパソコンになるかも
ご来店がないパソコンやiPhone修理店の平日ですが店舗内ではご郵送での修理やお電話での受注でてんやわんやの状態、そんな中でも最近でもご依頼で一際目立っているキーワードが「ビジネス用BTOパソコン」という。この依頼の多さはかなりのものでして、メーカーが着目しない所をお客様はネットで情報知り、当店のような民間修理店にご依頼をされているのが現状です。
Ryzen3構成はコスパがいい?
CPUとしては4年前のインテルのi5程度と言われております「Ryzen3 2200G」、これはPCを組んだ方には分かる感覚なのですが、ビジネスとしての用途で考えればSSDを積んでいれば基本的にはレスポンスが速くい事で満足が得られるというものですので、実際はCPUではインテルの最新のCeleronでも十分というもの。
つまり6,000円前後の格安のCeleronとやや割高での13,000円のRyzen3では速度は違うものの、コア数の違いから投資という意味で丁度良いのがこの「Ryzen3 2200G」であり、この理由がBTOパソコンの製作依頼に繋がっている、という訳です。
グラボ高騰中により内蔵GPUが見直されている
次に大きな理由としてグラフィックボードの高騰が「今はまだ買い時ではない」とも言われている事が原因であり、値下がりを待てる方であれば夏以降には価格が落ち着くと予測しますが、お仕事は待ってくれないというのが現状。
GeForceのGTX1030程度と同等クラスとも言われているRyzen3 2200G のGPUですが、過度な期待を持ってはいけないシロモノだとお考え頂ければ間違いはないでしょう。なにせ内蔵のGPUですから。
それでもグラフィックボードを購入しなくてもそこそこの描画処理を行う様子で、個人的にも2200G は高評価でありちょっとだけ関心してしまうシロモノですので迷っている方は安心して下さい、これは買いです。
対応マザーボードが割高なのでコスパは良くないかも
2200G や2400G の対応マザーボードでは、発売したばかりで対応マザーボードがまだまだ少ない状況であり、しかも当面は割高で13,000円前後ばかりが現状となります。それならば「既存のマザーボードをBIOSをアップデートして使えば良い」のですが、そもそもこれより前に販売されているAMD製品がないとBIOSですら起動しない事により作業効率が落ちることと、対応メモリのクロックが上がった事でこれから既存か新作のマザーボードを購入を選択される方にとっては悩みどころです。
また、現状でのRyzen2000系のコスパの悪さを簡単に説明すると、一番安いi5とマザーボードを合わせて27,000円円前後、そしてRyzen3 2200Gでは13,000円と格安でCPUが購入が行えても、対応しているマザーボードが13,000円前後となり、現状では金額として差はないという事になりますので、もしゲーミング仕様でグラフィックボードを別途お買い求めを検討中のお客様は迷わずi5構成をお選び下さいという事です。
時代の話題に振り回されてはならないという事です、また逆にグラフィックボードを必要としない方にとっては選択肢が増えるという事になります。メモリも値下がりの傾向ですのでこの辺りの判断が付けばRyzen3 2200Gは迷わず購入をおススメしたい一品です。
パーツ( ☆はいずれか ) | 品名 |
CPU( 2400G )☆ | AMD Ryzen 5 2400G |
CPU( 2200G )☆ | AMD Ryzen 3 2200G |
マザーボード | ASUS TUF B350M-PLUS GAMING |
メモリ | G.SKILL DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組 |
電源 | Corsair CP-9020102-JP (550W) |
SSD(M.2) | Samsung 960EVO MZ-V6E250B/IT (M.2 250GB) |
ヒートシンク | HM-19A (M.2チップ用) |
ケース | ENERMAX ECA3360B-BT( 黒 ) |
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