以前に書いた記事でインテルのN100プロセッサーが搭載されたマザーボードが激売れ状態、という内容は今も健在、気が付けばAmazonでミニパソコンのオススメはほとんどN100シリーズのものが2万円台で購入出来る状況となっております。
ではこのN100、改めてご説明すると6年前のインテル7世代のi5と同等のシングル及びマルチスレッドに対応している事で・・・と、ここまでで意味が分からない方はお車で例えると、軽自動車が乗用車のエンジンの性能に並んでしまったという状況となっております。
このNシリーズとなるN100は元々「Celeron」「Pentium」と呼ばれる名称の後継にあたるモノですので、馴染みのある方は「あぁ・・・あの遅いCeleronの後継ね」なんて思われるかもしれませんが、Nシリーズは革命的な進化を遂げております。
その凄さの仕組みは、日経XTECHの記事「注文殺到のインテル新CPU「Nシリーズ」搭載パソコン、コストパフォーマンスが魅力」を読めば一目でご理解出来ると思います。
そんな事で、この格安なCPUがハイパフォーマンスな動作をしてしまうと・・・中古ノートパソコンを販売している中古PCリデュース会社にとっては大打撃、となるかもしれません。
10年前の中古パソコンを3万円前後で販売している業態としては、新品で2万円前後でその性能よりも遙かに早いパソコンが購入出来る時代となれば、世間に浸透する前に手を打たなければなりませんよね。
これにより、もしかするとNシリーズを中古PCリデュース会社も率先して売りそうな予感。もちろん選択肢として・・・だと思いますが。
現在のノートパソコン市場の売上は低迷期、よってRyzen搭載のノートパソコンを7万円前後で安価で購入も出来、しかもディスプレイ費用は別として2万円台のN100シリーズを選択するか、の時代になりましたので、もはやPCは使い捨ての時代になったと言えるでしょう。
スマホの方が高額になってしまっている時代ですからね(特にiPhone)。