Windows10の親切機能が仇となるケース
とあるお客様が家電量販店で購入されたパソコンの初期設定をご自身で行い、ADSL環境のモデムに対してインターネット設定を行うものの接続はうまく行かないらしく、詳細をお聞きすると「エラー651」という表記が出てくるそうです。
そこでプロバイダやNTTに連絡を行うものの、双方で異なる原因を伝えられたそうです。
プロバイダ側「それはモデムの問題かもしれません」
NTT側「それは設定の問題かもしれません」
因みに両者の言い分は間違ってはおりません、共に考えられる問題であってこれらのエラーは非常に結果が曖昧なのです。
ですがその後もお客様は四苦八苦しながらもインターネットをダイアルアップ接続で行い接続は行えるようになったそうですが、ここで更なる問題が発生したそうです。
「インターネットを繋げる度に、Windows10のマイクロソフトアカウント認証が出てしまう」との事。
これは過去にも以下の同様のご相談があり、「設定」-「ネットワークとインターネット」-「ダイヤルアップ」の従量制課金設定がオンになっていると様々な確認作業が発生する事を確認しております。
因みに、この従量制課金設定が有効になっていると、Outlookなどのメールソフトでも課金云々の警告が表記されてしまう事から、定額制であればオフにしておく事をオススメします。