最新のWindows10は標準でSMB1.0が無効に?
最新版のWindows10(ver1903)を新規でインストールした場合やアップデートした場合においては「共有先のパソコンやNASが見られない問題」が発生しております。この解決方法としては、[コントロールパネル] – [プログラムのアンインストール] – [Windowsの機能の有効化または無効化]の手順で「SMB 1.0/CIFES クライアント」のチェックを有効にするだけでOKです。
因みに「え?そんな事をしなくても私のWindows10では共有先のパソコンが見えているんだけど・・・」という方に簡単にご説明をすると、それは相手先のパソコンがたまたまIPアドレス経由でここにいるよーと教えてくれていただけで、ご自身のパソコン(Windows10)でたまたま見えているだけという現象になっているのかもしれません。
つまり共有先で「見えるパソコン」と「見えないパソコン」が存在する環境は上記の方法でSMBを有効にしなければならなりません。因みにこのSMB(Server Message Block)とは、コンピューターに名前を付けるだけで検索を行えるように出来るというスグレモノな機能だったのですが、近年では拡散型のウイルスの影響で定められたポート番号に攻撃を仕掛けられてしまう事から標準では無効にされている事が今回の理由となります。
もし、このように「新しくNAS(やパソコン)を導入したのに・・・・ネットワークで検索しても見えないっ!!!」と騒いでいる方がおられましたら、そっと教えてあげてください。