前回書いた記事(Windows10が2025年で終了へ・・・「11はありません(キリッ)」って言っていたのに・・)の通りWindows11が発表されましたね。
内容的にはほとんどWindows10です。具体的に言えば「より洗礼されたWindows10」という形となっているのですが、他にも「操作性の向上」や「接続性の高さ」や「洗礼されたWebアクセス」を謳ってはおりますが、一番の目玉はストアアプリからの提供りなりますが、Androidアプリケーションが動作するという事でしょう。
全体的なデザインに関してもMacOSとiPadOSと類似しており、一新された「画面分割機能」に関してはiPadのSplitViewをより簡単に利用が出来る感じであり、一画面で多数のウインドウを表示させるだけではなく別のモニタにも一瞬で分割管理が可能と、これらは上手くパ〇ったなぁというのが所感です。
まぁ、元々WindowsはMacOSのウインドウを真似て制作されておりますので、この辺りは今始まった事ではないものの、せめて今回はワクワクしたかったのですが、さすがお真面目なOSと言った所でしょうか。
Windows10からは無償アップグレード可能ですって
市場で8割を占めるWindowsOSですが、今回もWindows10からのアップグレードは無償との事ですが「一定条件を満たせば」という事ですので、当然ながらライセンス認証が行われているWindows10であり、必要最低限の基準を満たせばOKとの事です。
とは言え、Windows10搭載パソコンには残念ながらライセンスシールにプロダクトキーが記載されておりませんので、新規でWindows11をクリーンインストールしたい場合にはWindows10がインストールされた状態でアップグレードを行い、デジタルライセンス認証を済ませた後に行えばいけそうですが、そこんところは面倒でも行うべきかと思います。
PCスペックも上げる必要なし
今回のWindows11では、最低利用条件によるスペックは64bit版でメモリが4GBでSSDが64GBでも十分に動作するとの事ですので、ここはWindows10と同様っぽいです。
まぁ、現代では教育機関でも採用をして欲しいと考えていると思いますので、ハイスペックではないと動作しないOSは必要とされない事を、マイクロソフトはようやく学んだのだとと思います。
また異なる視点で考えても、今回の発表で「優れたゲーミング体験」と謳っているので、サクサク動作するOSにしなければ、全部モバイル市場にしまう事の懸念があるのでしょう。
Androidアプリが動作する事で需要は変わる?
冒頭でも解説しておりましたが、Windows11からは一部のAndroidアプリケーションが動作するそうですが、これらはモバイル市場で敗北宣言とも捉えられる内容でしょう。
MacOSがiOSとiPadOSのアプリケーションが動作できるようになった事から、マイクロソフトとしても今回この機能を実装したかったが故にWindows11を発売したのではないかと思える機能ですが、今後はAndroidエミュレーターなしでもスマホ用のゲームも楽しめる事にはなりますが、課金要素や操作については詳細が明かされておりませんので、もしかすると本格的にマイクロソフトがAndroid用にアプリケーションだけではなく本格的なゲームも提供する日は近い?と考えます。
そもそもマイクロソフトは凄く儲かっている企業ではあるのですが、ゲーム(ハードウエア)事業とスマートフォン市場は上手くいってないんですよね、今回のAndroidアプリケーションが動作出来る様になった事でなんらかの策を考えているのかと思いますが、Googleさんに頼っている段階では何とも言えない状況ですよね。
Windows11のリリースは年末との事ですが、お試しされたい方は検討してみてくださいね。