ネット環境が必要のない方はXPを使い続けても良いかもしれない
90代のお客様からのご依頼で、「プリンターを購入したのですが取り付けをお願いできますか」との事でお伺いしました。そこでお客様が心配されていたのは所持されているのがWindowsXPである事でしたが、エプソンでは未だにXPをサポートしています。
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ですが、エプソンのプリンターの付属のドライバーはWindowsXPのSP3(サービスパック3)から対象となっており、お客様のパソコンのWindowsXPは残念ながらサービスパック2という事で、一旦お預かりしまして3時間程でサービスパック3をインストールしました。
実際にSP3のインストールは単体では1時間以内に終わるのですが、お客様はインターネットを接続していないとの事なのでSP3だけではなく、WindowsXPの最終段階まで適用されたパッチ全てをインストールしました。方法は至って簡単で、ak-officeさんが作成されているフリーソフトの「SP+メーカー」を使用する事で、オンラインではなくてもXPのHotFix関連の膨大なパッチを1枚のCDに格納して自動処理でインストールが出来るというスグレモノです。
このおかげで、私は他の業務を行いながら自動でパッチのインストールが完了し、再びお伺いしてパソコンの設置を行ってプリンターCDからのインストールが無事完了しました。
個人的な感想としては、未だにWindowsXPを使っている事はウイスルの兼ね合いからリスクでしかありませんが、13年が経過したパソコンでも軽快に動くWindowsXPを拝見すると、なんだか羨ましくもなり、文章の作成程度であればWindowsXPは未だに重宝するのではないかと思いました。
使うのは自由、その姿勢を崩さないお客様を拝見して、またひとつ勉強させて頂きました。