涙がとまらなかった。
今回はNetflixで配信されている映画『イベリン:彼が生きた証』は、オンラインゲーム「World of Warcraft」でイベリンとして活躍したコナー・ペティットの物語のご紹介。
筋ジストロフィーで僅か21歳という若さでこの世を去ったコナー。彼の死後、家族のもとにはゲーム内で共に過ごした仲間たちから、たくさんの追悼メッセージが届きます。
内気で口数が少なかったコナーが、オンラインの世界ではギルドのリーダーとして、多くの人々を導き、支え、そして愛されていた。その事実に、家族は驚き、そして彼の内面を知る事になります。
この映画は、単なる娯楽を超えた、もう一つの人生を生きることができる場所。そこでは、現実世界での自分とは違う、新たな自分を発見できるかもしれないという可能性を感じさせてくれる素晴らしい作品でした。
身体が不自由でも、オンラインゲームであれば多様な人々と出会い、年齢も、性別も、国籍も、そして性格も異なる人々が、同じ世界で、同じ目標に向かって協力し合う、現実世界では得難い深い絆が生まれた様子には感慨深いものがあります。
コナーのように内気な人にとっても、内面ではどう思っていたのか?それをアバターという仮面を被ることで、本当の自分を解放し、自信を持って人と関わる事で、自己肯定感を育み、成長を促す力をこの映画『イベリン:彼が生きた証』が証明してくれましたね。
MMORPG好きの方であれば見る価値はあるかと。
https://www.netflix.com/jp/title/81759420