
花屋の店先で、LINE VOOMに決めました
連休中のことです。
家族サービスという名目で、地元の小さな花の苗屋さんに立ち寄ったときのことでした。正直、最初は「ちょっと花でも見て帰ろう」くらいの軽い気持ちだったんですが――
思わぬところで、SNSの使い方に衝撃を受けたんです。
店頭には、その日のおすすめの苗がいくつか並んでいて、そこに貼ってあったのが「今日のおすすめはLINE VOOMでチェックしてね!」という小さなポップ。
LINE VOOM?……あれ?タイムラインの進化版ってやつだっけ?くらいの曖昧な認識だった私は、正直ナメてました。
ところが、スマホでその投稿を見た瞬間、「これ、めちゃくちゃ使えるじゃん…!」と軽く鳥肌。
飾らない写真に、簡潔なコメント。しかも、その内容がまさに「今知りたいこと」。リアルタイム性と手軽さ、そして“誰に伝えたいか”のピンポイントな精度。
そのとき、心の中で何かがカチッとはまりました。
「これ、うちでも絶対使える。」
実は悩んでた、SNSの“情報過多”と“ズレ”
私も小さなお店を運営していて、これまでもSNSはいろいろ試してきました。
X(旧Twitter)では拡散力が強すぎて、全国の方に届くけど地元の人にはあまり響かない。
Instagramはどうしても“映え”を意識してしまって、在庫情報とかお知らせには使いづらい。
ストーリー機能?……うん、正直すぐ流れちゃって追いつけないし、あまり見られてない感がある。
どれも便利なんだけど、「ほんとに届けたい人に、ちゃんと届いてるのかな?」というモヤモヤが、ずっとありました。
LINE VOOMってどんなサービス?
そんな中で出会ったのが、LINE VOOM。
LINEアプリの中にある、ショート動画や画像・テキストが投稿できる機能です。
実はこれ、以前の「タイムライン」が進化したもの。LINEユーザーなら誰でも見たり投稿できたりします。
- 短い動画(60秒以内くらい)や写真を投稿できて
- 本文(キャプション)は500文字くらいまで書けて
- ハッシュタグもつけられて
- 公開範囲も選べる(全体公開・友だちだけ・自分だけ)
何よりも、スマホだけで完結できるのが楽なんです。撮って、書いて、ポンと投稿。それだけ。
使ってみてわかった、LINE VOOMの強み
実際に何本か投稿してみて、驚きました。
まず、LINEとの親和性が高い。
わざわざ「Instagram見てください」や「Twitterフォローしてね」と誘導しなくても、LINEを使っているお客様なら、自然に情報が届くんです。
そして、ローカルな情報が伝えやすい。
「今日だけ雨の日割引やってます」とか「中古パソコン、今これだけありますよ」みたいな投稿が、本当に“地域の人”に届くんです。こういうことがやりたかったんだよなぁ…としみじみ。
Instagramでの「#映え努力」からも、ようやく解放されました(笑)
さらに、フォロー機能があるおかげで、何度も来てくれるお客様が増えてきた感触もあります。
運用して気づいたコツと注意点
もちろん、ちょっとした工夫も必要です。
- スマホ縦持ちで撮る前提なので、構図は意識。
- 通知をONにしてもらうためには「この投稿だけのお得情報!」なんて仕掛けも有効。
- LINE公式アカウントと連携すると、さらに情報の広がり方が滑らかになります。
「どこまでやるか」じゃなくて、「いかに自然に伝えるか」がカギですね。
最後に:LINE VOOMは、今こそ“地元密着”の味方になる
SNSって、便利だけど、ちょっと疲れませんか?
どこかで「いいね」の数や映えを気にして、発信する側も疲弊してしまうこと、私はありました。
でも、LINE VOOMはちょっと違いました。
あくまでも“届けたい相手に、必要な情報を、必要なタイミングで”届けるツール。
地域の中で、顔の見えるやりとりを大切にしてきた私にとって、それはすごくしっくりくるスタイルでした。
これからも、もっと気軽に。もっとタイムリーに。
お客様との距離を縮めるツールとして、LINE VOOMを活用していこうと思います。