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iPhoneのバッテリー交換後に発生した不具合の場合に、再診をご依頼する前に読んで頂きたいこと

再診は行いますが、まずはご一読を

iPhoneのバッテリーの交換を行ったお客様で、稀にあるご対応の一つとして、「バッテリーの持ちがまた悪くなった」や「バッテリーが膨らんだ」というご報告を頂く時があります。これは交換後に一ヶ月前後であれば無償交換を行う事がございますが、以降のバッテリーの劣化や膨張につきましては一概にも当店が交換を行ったバッテリーが問題である事と判断し難い事から、再度有償でバッテリー交換を行う様、お願いしております。

それは結論から申し上げると、交換したバッテリーが著しく劣化が見られる場合はiPhone自体の経年劣化も考えられるからです。

例えとして、とあるお客様が再診をご希望された時のお話です。そのお客様はバッテリー交換後に3ヶ月が経過した際にバッテリーが膨張したとの事です。交換後から4ヶ月近くが経過しつつある事からご有償でのご対応としてお願いしましたが、お客様は「最近取り替えたばかりで、それ程使用はしていないのに再度料金を支払うのはどうしても納得がいかない」との事でした。

iPhoneバッテリーの膨張

この「それ程使用していない」という理由としては、適切な充電器で適切な充電を行っていたとの事らしく、言葉を返せばスマホを利用する頻度は必ずしも一定ではないという事から、充電を頻繁に行っていた期間などを考えればお客様にはiPhoneの「スクリーンタイム」を確認させて頂く事がございます。本当はここまでの確認はしたくはありませんが、再度ご来店を頂く事で交換を行っても再発する可能性を知っておく必要がある事を知る必要があるのです(スクリーンタイムを有効にしていない場合はiOSのバージョンによっては意図的と判断する事もあります)。

当店としてお伝えしたい事は、交換用のバッテリーが完璧かと言われればこの世に完璧なバッテリーは純正バッテリーでも存在はしないと思っております。ですがその中でも安定したバッテリーはこの世に確実に存在している事から、当店としては厳選したバッテリーを仲介業者に頼ることなく、私が使用してみて良質だと感じたものだけを入荷しております

また、一部では国産のバッテリーは安心とは言われておりますが、それは国内外関係はなく電気用品安全法(PSE)が適用されているという事が重要視されているだけのお話であって、実際はバッテリーの全てを国が検査及び認可しているか?と問われれば決してそうではなく、iPhoneのバッテリーでは

自主検査、もしくは外部の検査機関で検査を行い結果を保管すること

トリログから引用

であり、これらはバッテリー販売業者が検査・管理する事で、修理店としてはそれを信用して購入する他ないという事です。これは決して責任転嫁として述べている訳ではなく、最低限として必要な知識は備えつつお客様にご説明を行える義務がある、という事です。

今後はこの記事をお問い合わせを頂きましたお客様に一読して頂き、改めてバッテリーを再度交換を行うか、またiPhoneの機種変更をご検討されるかの判断の材料になって頂ければ幸いです。

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