
子どもたちの興味は「マイクラ」一択!?

今回8月4日(月)ネピアアイスアリーナにて「TOUMEI親子でスマイルマルシェ」のワークショップに参加して、まず驚かされたのが、子どもたちのMinecraft(マイクラ)熱の強さでした。こちらとしては、フォートナイトなどの人気も想定して準備していたのですが…まさかの「興味なし」反応(笑)。その代わり、マイクラに関しては目をキラキラさせて話し込む子ばかり。中には「あれ?これ小学生だよね…?」と戸惑うくらい詳しい子もいて、ちょっと引くくらいでした。
プログラミング講習は、むしろ親の方が真剣

一方で、プログラミング体験コーナーはというと、子どもたちは「あ、知ってる」といった具合でそこそこな反応。一方で親御さんの方が「これって将来の勉強に役立つんですか?」といった真剣なまなざし。話を伺うと、学校でも年に3回程度しかプログラミングの授業がないらしく、情報不足を感じていたようです。
女の子もパソコン組み立てに夢中!

私は今回、チェキ撮影を無料で提供しました。これが思いのほか好評で、子どもたちも保護者の方も「思い出になった」と笑顔に。これは「体験そのものを通してブランドの印象を良くする」ことの大きな可能性を感じた瞬間でした。
つまり、体験の対価を現場で回収するのではなく、成果や感動を“未来の宣伝材料”として残すこと。これは今後のワークショップの在り方にも大きく影響してくると思います。
そして今回、何よりも嬉しかったのは、女の子がパソコンの組み立て体験に興味を持ってくれたこと。最初は少し遠巻きだった子たちも、チェキで写真を撮ってあげるとそこからスイッチが入り、何度も組み立てを繰り返してくれました。やっぱり「記念になる体験」って大事なんだなと改めて実感しましたね。

市場はノートへ…でもゲーミングPCは夢がある

今後のパソコン市場を考えると、やはりノートパソコンが主流になっていく予感は否めません。特に学校や家庭での「省スペース」「移動のしやすさ」という点でデスクトップは敬遠されがちです。でも、YouTuber文化やeスポーツ人気のおかげで、ゲーミングPCの需要はじわじわと伸びているのも事実。いわば“ニッチだけど熱い層”がいる、そんな印象です。
女の子のワークショップ参加率とその理由

全体を通して見えてきたのは、女の子の参加率の高さ。特に人気があったのが、ビーズやアクセサリー作り。長蛇の列ができていて、「体験したい」という思いがしっかり形になっていました。ここに“体験型”ワークショップの需要のヒントがあるように思えます。
終わってみて思うこと
今回のワークショップを通して、たくさんのリアルな声を聞くことができ、また自分自身の学びにもなりました。そして、チェキで撮った子どもたちの笑顔の写真──これは、今後の活動や啓蒙の場でもきっと役立つと思います。
「楽しかった」で終わらせるのではなく、誰かの“はじめの一歩”になるような体験を届けたい──そんな思いを胸に、また次の機会があればぜひチャレンジしてみたいと思います。
