HUAWEI(ファーウェイ)honor8のフロントパネル交換を行いました
本日スマートフォンのAndroid端末となる「HUAWEI honor8」の修理を行いました。今回はお客様自らがフロントパネルを取り寄せて頂きましてお持ち込みによる修理となります。
HUAWEI honor8のフロントパネル交換は難しい?
まず、当店ではiPhone以外のスマホの修理を行うこと事態が珍しく在庫も所持しておりません、修理に関してはかなりの数をこなしているつもりですが、初めて修理を行う機種に関してはとても緊張もしますし、時間もたっぷり頂いて修理しております。そして今回はHUAWEI honor8との事で軽く予習をしましたが、このフロントパネルはフレームが存在しないため装着がやや困難である事が予想されます。
分解についてのご説明は省略致しますが、今回特に時間を要した箇所は「バックパネルのはく離」「バッテリーのはく離」「フロントパネルのはく離」の3点で、兎にも角にも「はく離」が大変でした。難易度で考えるとiPhone6と比べれば10倍以上とお考えいただければ伝わるでしょうか。
兎にも角にも剥がしが大変
これらのはく離に時間がかかる理由として「機体が修理を行うことを全く考えていない」事でしょう。全てがパッキン状の粘着テープで貼り付けられており、バックパネルに関してはパネルのカラーは薄いフィルムで貼り付けているだけですので、少しでもはく離の際に傷でも付けた時には簡単に剥がれてしまいます。この辺りは十分に注意して低温のヒートガン等でゆっくりと時間をかけて温めてからゆっくりと作業を行ってください(鉄条のヘラを使うことは控える事を強くオススメします)。
はく離後は比較的簡単に交換が可能ですので、交換用のフロントパネルのテストも容易に行える事が今回の修理でも唯一の高評価な点となります。また動作テストを行う時はフロントパネルの断線を防ぐ意味でもバックパネルの指紋センサーを取り付けずに確認を行ったほうが良いかもしれません。
交換を行ってみての感想
交換を行ってみて、ブログでは写真の枚数が少ない事から簡単に交換出来たように見られますが、何度も申し上げますが「かなりの時間を要する」作業でした。細かい箇所ではロジックボードのアンテナ接続箇所がもろく、意図も簡単にポロリと根本からモゲます。この辺りが作り込みとして残念な点でありかなりチープな作りでした(念のため言っておきますがHUAWEI製のスマホは好きです)。
もし初めてスマホの修理を行われ方には正直申し上げるとオススメできません、本当に部品が脆いのです。もしhonor8のフロントパネル割れで修理をお考えの方はこれらの内容を控えておくだけでも限りなく失敗は減るかと思いますのでご参考にしてみては如何でしょうか。