
最近、IIJmio(通称みおふぉん)が「音声SIM限定 事務手数料割引キャンペーン」を始めたんです。これ、たぶんiPhone 17の登場に合わせての動きだと思います。実は私も現在みおふぉんを契約中でして、「おっ、これは気になるな」と思わず公式サイトを読み込んでしまいました。
キャンペーンの中身はシンプルで、通常2,200円かかる事務交換手数料が0円に。ただし、ドコモ回線だと別途SIMプロファイル発行手数料が433.4円、au回線は220円かかるようです。「結局タダじゃないんかい!」とツッコミたくなりますが、とはいえ普段よりは確実にお得。
どうして今このタイミングなの?
iPhone 17の影響は大きい
やっぱり一番の理由はiPhone 17の登場でしょうね。新しいiPhoneをきっかけにSIMを切り替える人が一気に増えます。その前に「どうせならキャンペーンをやっときますか!」というわけです。
私もそうですが、iPhoneを新調するたびに「物理SIMのままでいいかな、それともeSIMにしようかな」と悩むんですよね。これがまた地味にめんどくさい。
MVNOの現実は「めんどくさい」の一言に尽きる
大手キャリアと違って自動じゃない
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天の4大キャリアなら、物理SIMからeSIMへの変更は自動でやってくれます。でもIIJmioのようなMVNO(格安SIM)だと、必ずプロバイダーに申請してQRコードを発行してもらい、それをiPhoneで読み込んで設定しなきゃいけないんです。
正直に言います。「めんどくさい」。いや、ほんと。
メリットとデメリット
eSIMのメリットは、物理SIMがなくなる分、iPhone内部のスペースが確保できてバッテリーが少し大きくなること。だけどユーザー目線だと「SIMを差し替えなくて済む」くらいでしょうか。
逆にデメリットは、紛失時や再発行のとき。認証用のSMSが届かないから、手続きが詰むんですよね。結局4,000円近い再発行手数料がかかることもあるそうで、「便利になったんだか不便になったんだか…」と頭を抱えたくなります。
物理SIMを使い続けたい人へ
今回のiPhone 17で、いよいよ「eSIMが当たり前」になっていきます。物理SIMを残したい人は、iPhone 16以下を探すしかない。海外版SIMフリー機を狙う手もありますが、まあ現実的には難しいですよね。
もし「俺は絶対に物理SIM派だ!」という方がいたら、その姿勢は立派です。…でも転売ヤーと戦う未来が待っているかもしれません(笑)。
eSIM切り替えの基本手順
一応、手順をざっくりまとめておきます。
- 設定アプリを開く
- モバイル通信を選択
- SIMの項目で、切り替えたいキャリアを選ぶ
- eSIMに変更をタップ
ただし、MVNOだとこの「eSIMに変更」ボタン自体が使えない場合もあります。その場合は公式サイトにアクセスして、手動でQRコードを発行する必要あり。つまり、ここでも「めんどくさい」が出てきます。
家族で格安SIMを使っている方は要注意
特に気をつけてほしいのが、家族が代理で契約したSIMを子どもや高齢のご両親が使っているケース。eSIMの切り替え手続きは、契約者本人しかできないんです。
つまり、せっかく新しいiPhoneを買ったのに「契約者じゃないから切り替えできない…」という悲劇が起きる可能性があるわけです。これは本当に大きな落とし穴だと思います。
私の店(パソコンサポート屋)でも、実際に「親が契約したSIMを子どもが使ってて、eSIMに切り替えられない!」という相談が増えそうな気がしています。
めんどくさいけど避けては通れない
iPhone 17以降は、もうeSIMの世界が本格的に始まります。
「めんどくさいから今回は見送ろう」という選択もありですが、いずれは通らざるを得ない道。1回経験してみれば「なんだ、意外と簡単じゃん」と思えるかもしれません。私も正直、まだ気が重いです(笑)。でも新しいiPhoneを手にしたとき、その一歩を踏み出すしかないんですよね。
「もうeSIMに切り替えたよ!」という方も、「まだ物理SIMにしがみついてます」という方も、ぜひ自分のスタイルに合わせて選んでいただければと思います。