iPhoneで充電が出来ない原因を見分ける方法
iPhoneのバッテリーかドックコネクタのどちらかが原因
iPhoneで充電が行えなくなったり充電中にシャットダウンしてしまう症状が機種を問わず増えています。この場合に問題となるのは充電を行っても画面が映らない症状で原因を見分けるのが少し困難な状況となります。
そこで今回はiPhoneのバッテリーが原因であるのか、またはドックコネクタの問題かの見分け方と改善方法を書きたいと思います。
充電はできるがシャットダウンしてしまう問題
以前に「iPhoneでバッテリー交換が必要かを判断する方法」というブログを書きましたが、これらは主にバッテリーの経年劣化が原因と思われますので、無料のアプリを使用してバッテリーの状態を確認して見てください。
[appbox appstore 1130216129]確認すべき箇所は「容量」で、目安は80%以下であれば交換次期とAppleが言っていますが、シャットダウンされるお客様のiPhoneを診断した所、平均30%を下回る結果となっておりました。
もし80%以下の場合はバッテリーの問題も一つの原因として考えて下さい。また、この原因はiOSと劣化したバッテリーの問題として「最新のiOSでiPhone6系のシャットダウン問題が大幅に改善」にも書いていますので一読して頂ければと思います。
充電をしているが起動しない(充電されていない)場合
iPhoneのアプリを使って確認すら出来ないような状況もあり、充電が全く行えない場合やLightningケーブルを傾けるととりあえずは充電が行える場合はドックコネクタの汚れの問題があるかもしれません。まずは簡単な掃除の方法がありますので試してみて下さい。
まず用意するものは歯ブラシで乾燥したものを使用して下さい。汚れますので捨てても問題のない歯ブラシが良いと思います。
まずドックコネクタの差込口をのぞき込み、黒く汚れていたり、ホコリが必ず入っていると思います。そこに歯ブラシの先端をゆっくりと差し込んで異物をかき出します。かき出した後は、もしお手持ちに赤ちゃん用の綿棒と無水エタノール等があれば差込口を掃除をするとより良い結果となりますのでオススメです、拭いたあとは必ず3分ほど乾燥させて下さい。
ドックコネクタの差込口がキレイになりLightningケーブルを挿して電源が入るか確認してください。通電すれば汚れが原因であり今後のメンテナンスも同じように清掃を行って下さい。
差込口を清掃を行っても改善されない場合
完全に通電しない場合はドックコネクタの端子が焼き焦げてしまい、通電を行えなくなっている可能性が高く、この場合はドックコネクタの交換しか方法はありません。個人で交換するには修理工具と部品が必要ですので、初めて交換をするリスク(アンテナ線の断線など)を考えれば当店のような民間の修理店にご依頼して頂ければと思います。