iPhoneの水没修理の復旧率が格段に向上しそうです
国内では数少ないICチップ交換修理を導入します
iPhoneでは水没してしまうと内部洗浄が一般的で、民間のiPhone修理屋さんの9割がこの方法です。お店にもよりますが当店では洗浄の液体を三種類使い、仕上げは超音波洗浄機を使用して仕上げをしています。
この後は通電性を増幅させる液体を吹きかけながら24時間乾燥を行い、通電確認を行っています。
また、よくiPhone修理屋さんで見かける「水没修理を2時間で行います」というのはアルコールで洗浄し乾燥させる程度であり、チップが焼き焦げている場合に関しては何の意味も持ちません。
洗浄することで改善されてきたのか?
そもそも基盤を洗浄をする意味としてはケーブルの腐食を取り除くためであり、既に腐食し断線してしまったケーブル等は交換を行わなければなりません。主に腐食するケーブルの部類はデジタイザーケーブルという画面を映し出す配線が過去最も交換が多い部位です。
基盤のチップが焼き焦げていない限りは洗浄後に部品交換で80%の割合で復旧が出来ております。また残りの20%はフラッシュメモリの破損となり、全てのデータが取り戻せないことから修理を中断し、機種交換をオススメした事もあります。
ICチップ交換とはどの部位?
iPhoneが水没してチップが破損する代表的な箇所は電源チップです、その箇所か以下の画像の場所になります。
この箇所のチップを洗浄後に新品のチップに入れ替えることで充電(通電)が行える様になるはずです。水たまり等に浸水しても簡単に焼き焦げてしまう2mm以下の小さなチップですので通常交換を行う方は国内ではかなり少ない方だと思います。
修理はもう少しお待ち下さい
ICチップ交換修理の工程は省略しますが、交換修理対応機種はiPhone5s、5c、6、6Plus、6s、6sPlusの6機種を予定しております。
提供開始次期につきましては4月から開始予定で、ホームページにて価格の含めて告知致しますので、今暫くお待ち下さい。iPhoneが水没をしてしまい電源が入らなくなった方は処分せずに保管して頂くと幸いです。