iPhoneやiPadでiCloudが使えない同期できない原因は?
Apple製品には必須となったiCloudはややこしい?
複数のApple製品をお持ちの場合や機種変更の時にバックアップに重宝する意味でも必須な「iCloud」。便利なのは分かっているのですが「同期がうまくされない」、「バックアップが出来ない」などのお問い合わせが当店にもご相談がちらほら。
今回は「同期やバックアップの方法」ではなく、そもそもiPhoneやiPadで「どの機種がiCloudに対応しているの?」という内容を調べましたのでまとめてみます。
機種ではなくiOSの対応状況次第であること
まず知って頂きたいこととして、iCloudは機種ではなくiOSの対応状況で判断すべきという結果に至りました。Appleの公式サイトで「iCloudのシステム条件」と書かれておりますのでそれを参照して頂き、ご説明を加えたいと思います。
現段階ではiOS10.3.2が最新iOSとなっていることから、iPhoneやiPadやiPodTouchで最新iOSに対応している機種を「Appleセキュリティアップデート」から抜粋して確認を行います。
この内容でiCloudはiPhoneは5まで、iPadは4まで、iPadmini2まで、が「iCloudが利用が出来る端末」となります。つまり対象の機種のiOSを最新にアップデートを行い10.3以下であれば「iCloudの同期が行えない」理由となり、または「非対応だから」という結論となります。
最新iOSでも同期が行えない場合は一度サインアウト
対象機種であるにもかかわらずiCloudが同期出来ない場合、長期に渡って端末を利用していない事やiCloudを暫く同期していなかった事に原因があるようです。
解消方法は最新のiOSの状態でiCloudが有効になっているのであれば一度サインアウトしてからサインインする事。これだけで解決したケースがありました。
つまりiCloudに非対象になる前に同期を最低でも一回は行わないと機種変更の時期に大変な事になります。理由としてiTunesでバックアップを行ったとしても異なるiOSでの同期が認められない事。
MacやWindwosをお持ちではない方であれば、必ず最新のiOSを保ち都度同期を心がけることを強くオススメします。同期が行えないとデータが孤立して写真の移行が不可能になります。
ねじれ同期とは?またその原因は?
今回でご説明した内容とは別の問題として「ねじれ同期」というキーワードがiCloudの同期で目立ちます。これは複数のApple製品のiOSやMacOSのバージョンは異なることでデータ消えたり、または反映されない現象です。
iPhoneでは消えた写真などの復元はめちゃくちゃ困難であり、復元できない場合も多々あることから、新しい端末は必ず初期設定時にはiCloudを有効にしておくことをオススメします。
また既存の機種は最新のiOSやMacOSにアップデートを行うなど、iCloudが既に非対応になっているの機種で同期を行う事はリスクが生じるという事も覚えておいて下さい。
つまりMacとiPhoneとiPadとiPodTouchでiCloudでスムーズな同期を行いたいのであれば、5年に一度は新製品に変える事が解消につながりますよ、と言う結論となりますね。
大事なデータはお金では変えられません、Apple製品は少々お高いですがお金で買えるモノとして安心も買って下さいね。