auの有名なQua Tabの修理は可能?
一昔前に各キャリアでばらまくように配布していたAndroidタブレットがありましたよね。今回診断行いましたAndroidタブレットの「Qua Tab 01」はその中の一台であり、大きさもちょうどよいサイズなのでかなり重宝されている様子。
ご依頼の内容としては「充電が出来ない時がある」との事で、多分ですが充電コネクタの劣化と想定しており、まずは分解作業を行い、開梱の仕方としては液晶パネルに薄いヘラを差し込み、両面テープっぽい接着面を剥離しながら行いますが、難易度としては高くありませんでした。
![Qua Tab 01](https://picico.net/wp-content/uploads/2019/04/IMG_5651-1024x768.jpg)
開梱して思った事は、内部はとてもシンプルである、という事です。基盤は本体の半分程度でバッテリーから充電ケーブルが長く伸びている事が印象的でした。
![Qua Tab 01 haisenn](https://picico.net/wp-content/uploads/2019/04/IMG_5652-1024x768.jpg)
コネクタに箇所もネジ2本で簡単に外す事は出来そうです。
![Qua Tab 01USB](https://picico.net/wp-content/uploads/2019/04/IMG_5653-1024x767.jpg)
取り外して、「あっ」と思ったことがあります。それは、溶接による部品の交換が困難である事でした。形状が特殊である事から、今回のタブレットはケーブルごとの交換が必要になりそうです。
![Qua Tab 01ケーブル02](https://picico.net/wp-content/uploads/2019/04/IMG_5655-1024x769.jpg)
ケーブルに型式が印字されておりましたが、この型式をネットで検索しても当然のことながら該当はゼロ。完全に詰んでしまった状態です。
![Qua Tab 01ケーブル](https://picico.net/wp-content/uploads/2019/04/IMG_5654-1024x768.jpg)
今回の結論としては、強引に溶接作業を行うか、新品のケーブルをいずれかの手段で入手するしか方法はなさそうですが、一旦保留を行い情報収集をしております。もし進展があればまたブログにしますのでお時間のある方は御覧くださいね。