
先に結論
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ノートパソコンなら、近所のコミュニティセンターに置いてあります。苫小牧市が市内7か所に設置している青い回収ボックスに、無料で入れられます。
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ボックスの投入口は40cm×45cm。デスクトップ本体やモニターは入りません。その場合は「じゅんかんコンビニ24」か、宅配便回収か、メーカー回収です。
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どのルートを使うにしても、中のデータをどうするかは自分で決めてください。ここを飛ばす人がいちばん多く、そしていちばん取り返しがつきません。
お盆や年末に家を片付けると、押し入れから古いパソコンが出てきます。動くかどうかも分からないノートが1台、デスクトップの箱が1つ。うちの店にも、この時期に「これ、どうしたらいいですか」と持ち込まれます。
まず押さえておくべきことがひとつ。苫小牧市では、パソコンをごみステーションにも大型ごみにも出せません。ただし「市はまったく回収していない」わけでもありません。この2つは別の話です。
分かれ目は、サイズです
苫小牧でパソコンを手放す方法は4つあります。難しく考える必要はありません。判断の軸は、そのパソコンが箱に入るサイズかどうか、それだけです。
ノートパソコンなら、いちばん近くて速い方法があります。そこから見ていきます。
①コミセンなどにある、青い回収ボックス
苫小牧市は平成24年4月から、使用済み小型電子機器の拠点回収を市内の公共施設7か所で行っています。市役所本庁舎、4つのコミュニティセンター、勇払公民館、そしてJFEリサイクルプラザ苫小牧。それぞれに青い回収ボックスが置かれています。
これが意外と知られていません。うちの近所のコミセンにそんなものあったっけ、という反応をよくされます。あります。しかも無料で、申し込みも要りません。バッテリーを取り外したノートパソコンなら、そのまま入れられます。
一次情報:回収ボックスの設置場所(市内7か所)
苫小牧市役所 本庁舎1階ロビー/旭町4丁目5番6号/0144-32-6111
のぞみコミュニティセンター/のぞみ町1丁目2番5号/0144-68-6711
豊川コミュニティセンター/豊川町3丁目4番21号/0144-74-3072
住吉コミュニティセンター/住吉町1丁目3番20号/0144-35-1080
沼ノ端コミュニティセンター/沼ノ端中央4丁目10番16号/0144-57-5560
JFEリサイクルプラザ苫小牧/字沼ノ端2番地の25/0144-55-2970
勇払公民館/字勇払33番地/0144-56-0003
出典:苫小牧市「使用済み小型電子機器の拠点回収」(2026年8月確認)
ここは要確認
回収ボックスに入れられるのは、投入口40cm×45cm以下のものだけです。ノートパソコンは通れますが、デスクトップの本体やモニターは通りません。抱えて行ってから引き返す、が起きやすいところです。
電池は必ず取り外してください。リチウムイオン電池による発火のため、市は持ち込んではいけない品目を別に案内しています。ノートパソコンのバッテリーも同じ扱いです。
それと、いつでも入れられるわけではありません。設置場所はどれも公共施設なので、その施設の開館日・開館時間の中でしか入れられません。夜に思い立って行っても閉まっています。(2026年8月確認)
なお市は、PCリサイクルマークが付いているパソコン(平成15年10月以降に出荷されたもの)については処理料金がかからないため、パソコンリサイクル法に基づく廃棄、つまりメーカー回収のほうを勧めています。裏面のシールを一度見てみてください。
②じゅんかんコンビニ24(24時間・無人)
株式会社マテック(本社・帯広市)が運営している、無人の資源回収施設です。苫小牧市内にも展開されています。マテックは環境省・経済産業省から認定を受けた小型家電リサイクル法の認定事業者で、回収区分に「小型家電」「パソコン」「携帯電話」があります。
コミセンのボックスとの違いは2つ。24時間いつでも持ち込めることと、市の回収ボックスでは入らない比較的大きいものも扱っていることです。デスクトップ本体を抱えている人にとっては、この差が効きます。
使い方は、受付室にある受付機をタッチパネルで操作してから、資源物を回収ボックスへ入れる形です。以前は会員カードがありましたが新規発行は終了しており、現在はマテックアプリでの利用になります。持ち込んだ種類と重量に応じて「リサイクル貢献度」が貯まり、500点に到達してアンケートに回答すると商品券や電子マネーと交換できます。
持ち込む前に、電池・バッテリー類は取り外してください。蛍光管、電球類、CDなどのディスク類、インクカートリッジも外します。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機といった家電リサイクル法の対象品は持ち込めません。
これ、知らないと損です
じゅんかんコンビニ24の公式サイトには店舗一覧のページがあり、各店舗が「稼働中」かどうかをその場で確認できます。受け付けを停止している店舗があると公式も案内しているので、車に積み込む前にここを見てください。深夜に着いて止まっていた、がいちばん虚しい。
苫小牧市内の店舗については、マテック苫小牧支店(0800-800-2572)が窓口になっています。2026年8月時点では、桜木町・拓勇東町・三光町に店舗が確認できました。ただし店舗は入れ替わるので、必ず公式の店舗一覧で最新を確認してください。
③宅配便による回収(1箱無料・家から出ない)
苫小牧市の連携・協力事業者として、リネットジャパンリサイクル株式会社が宅配便での回収を行っています。こちらも小型家電リサイクル法の認定事業者です。
箱にパソコン本体が入っていれば、1箱分の回収料金が無料になります。上限は3辺合計140cm以内・重量20kg以下。プリンターなどの周辺機器も同じ箱に詰められますし、購入時に同梱されていたキーボード、マウス、スピーカー、コード類も一緒に出せます。申し込みはインターネットかファックスで、指定した日時に宅配業者が家まで取りに来ます。個人情報のデータ消去サービスも用意されています。
車がない、重くて運べない、雪の季節で外に出たくない。そういう条件が揃っているなら、これが最も現実的です。
④パソコンメーカーによる回収
家庭で不用になったパソコンは「資源有効利用促進法」に基づいて、メーカーが回収し資源として再利用する仕組みになっています。作った側が引き取る前提で設計された制度です。PCリサイクルマークが付いていれば処理料金はかかりません。
連絡先や回収方法、料金はメーカーごとに違うので、一般社団法人パソコン3R推進協会のサイト、または同協会(03-5282-7685)で確認してください。
店長より
選択肢が4つもあると迷いますが、実際はほぼ自動で決まります。ノートで、近くのコミセンが開いている時間に行けるなら①。大きいもの、あるいは夜しか動けないなら②。運べないなら③。マークが付いていて急がないなら④。それだけです。
ボックスに入れる前に、データの話をします
ここからが本題です。捨て方そのものより、こちらのほうが大事だと思っています。
市の案内にも「個人情報は確実に処理されますが、可能な限り消去してから持ち込んでください」と書かれています。処理される前提はあるにせよ、手放す側でやれることはやっておく、というのが基本の考え方です。
よくある誤解が2つあります。ひとつは「ゴミ箱を空にしたから消えた」。もうひとつは「初期化したから消えた」。どちらも、ディスクの種類や初期化のやり方によっては、専用のソフトで読み出せてしまう場合があります。ファイルの実体はディスクに残ったまま、見えなくなっているだけ、という状態がありうるからです。
10年前の写真や、退職前の仕事の書類や、ネット銀行にログインしたときのブラウザの記録。押し入れのパソコンには、そういうものが入っています。出す前に、最低限これだけは決めておいてください。
必要なデータを別の場所へ移す。写真、書類、ブラウザのお気に入り。手放してから気づいても戻せません
メールやクラウド、ネット関係のサービスからサインアウトしておく
アカウントに紐づいた端末の一覧から、その1台を外しておく
Windowsの初期化を使うなら、ファイルを消すだけの選択肢ではなく、ドライブを完全にクリーンアップする側を選ぶ
ノートパソコンはバッテリーを取り外す。ボックスに入れる場合はこれが必須です
起動しないパソコンは初期化そのものができません。その場合の扱いを先に考えておく
最後の項目が、実はいちばん多いパターンです。押し入れから出てくるパソコンは、たいてい起動しません。起動しなければ画面から初期化できないので、「消してから出す」という前提が崩れます。回収側のデータ消去サービスを使うか、ディスクを抜いて手元に残すか、どちらかを選ぶことになります。
よくある質問
Q
近所のコミセンに持って行けばいいんですか?
A
回収ボックスが置かれているのは、のぞみ・豊川・住吉・沼ノ端の4つのコミュニティセンターです。市内すべてのコミセンにあるわけではありません。ほかに市役所本庁舎1階ロビー、勇払公民館、JFEリサイクルプラザ苫小牧の計7か所です。
Q
壊れて動かないパソコンでも引き取ってもらえますか?
A
動くかどうかは回収の条件ではありません。資源として回収する仕組みなので、起動しなくても対象になります。ただし動かないパソコンは自分でデータを消せないので、消去をどうするかは持ち込む前に決めておいてください。
Q
モニターやプリンターだけを処分したいときは?
A
パソコン用ディスプレイは、パソコン本体と同じくメーカー回収の対象です。宅配便回収が無料になるのは箱にパソコン本体が入っている場合なので、周辺機器だけを出す場合の条件はリネットジャパンリサイクルのサイトで確認してください。じゅんかんコンビニ24は品目ごとに可否が決まっているため、回収品目のページを見てから運んでください。
Q
「無料で引き取ります」と回ってくる車に渡してもいいですか?
A
やめておいてください。無許可の回収業者を利用しないよう、認定事業者の側も自治体の側も注意喚起しています。パソコンの場合、金銭トラブル以上に怖いのは中身です。どこへ運ばれて、誰が開けて、ディスクがどうなるのかが分かりません。この記事で挙げた4つはいずれも正規のルートです。
確認先
一次情報
拠点回収
苫小牧市「使用済み小型電子機器の拠点回収」/回収対象品目のPDFもここにあります
市の案内
苫小牧市「家庭用パソコンの出し方」/宅配便回収の申込書PDFもこちら
24時間の施設
じゅんかんコンビニ24 店舗一覧・稼働状況/回収品目/苫小牧支店 0800-800-2572
メーカー回収
一般社団法人パソコン3R推進協会/電話 03-5282-7685
ごみ全般
苫小牧市 ゼロごみ推進課/電話 0144-55-4077
押し入れのノートパソコン1台なら、近所のコミセンで終わります。思っているより近い。ただし、入れる前にやることが1つだけ残っている、という話でした。
この記事の情報は2026年8月時点のものです。回収場所・対象品目・店舗の稼働状況は変更される場合があるため、持ち込む前に苫小牧市および各事業者の公式サイトでご確認ください。
このブログは、苫小牧のパソコン修理店ピシコが運営しています。
地元で16年、カウンターの内側から苫小牧を見ています。公式の情報を確かめて書いています。パソコン・スマホのことはこちらから。









