数年間コロナ禍の需要で売り上げ好調だったかでしょうね、これは良い意味でチャンス。
パソコン(PC)やサーバー機器などに組み込む記憶装置、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の値下がり幅が拡大した。1〜3月期の大口取引価格は前四半期(2022年10〜12月期)に比べ8%安く、下落率は前四半期(6%)を上回った。物価高の影響でPC向けの需要が戻っていない。IT(情報技術)関連の設備投資も手控えられ、データセンター向けも振るわない。
日経新聞「戻らぬパソコン需要 記憶装置SSD、大口価格下げ加速」より引用
先日に書いた記事でノートパソコンの価格帯が落ち着いている理由も、一部の半導体(今回はSSD)が大幅に値下がりしたことで多少はお買い得感がでました。
つまりは本年度でパソコンが売上が唯一上がるのはこの新生活準備期間だけも?というのはメーカー側も察していると思いますので、この時期のラインナップは非常にお買い得な時期が続くと考えられます。
皆様にとっても不思議に感じられる時期だと思いますが、コロナ禍での需要で半導体の生産が滞った事でパソコン価格高騰していた反動が今となって売上が低迷と言われても・・・という現状で、個人的な予測として2025年頃には安価に購入が出来ると考えておりましたが、予想よりも早くなっておりますね。
もちろん、一部の半導体は現在も不足している事はあるものの、意図的に価格を下げないメーカーも存在しており、当面は新規参入による競合に期待するか現行モデルが廉価版となる事に期待せざるを得ないという、消費者としては納得できない一面もあります。
「まだ買いではない」
と、常に言う方もごもっともですが、個人的には今は買い時だと思います。
その「買い」の見分け方は上がり下がりのグラフで見るのでは無く10万円以下のパソコンでどれだけ魅力のあるモデルが出そろっているかで判断すべきかと考えます。
新生活でパソコンをご希望とされている方は、推奨パソコンだけに目をとらわれずにメーカー直販の価格を見てから判断される事をオススメしますよ、きちんと選べば間違い無くコスパが良い時期ですから。