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趣味の世界が、パソコン修理の現場にもたらした変化とは

今日は少し、パソコンの話から離れて「余談」を書かせてもらえたらと思います。
いや、余談と言っても、結局は仕事にも繋がってくる話なんですが——。

最近、あらためて「ガンプラっていいな」と思うことが増えてきました。もともと趣味として始めたもので、技術も知識もそこまで深くはなかったんです。ただ、作るだけで楽しい。ただ、それだけで十分だったんですよね。

でも、ひょんなことから制作クラブのような場に参加させていただくようになりまして。そこで出会った方々の“ガンプラ愛”たるや、まあすごい。キットへのこだわり、色の選び方、設定との整合性——。正直「そこまで考えてるの⁉」と圧倒されるばかりでした。

ただありがたいことに、「自分なりに楽しんでる」という姿勢を受け入れてくださって。気づけばその空間が、肩肘張らずに過ごせる居場所になっていました。

趣味のディスプレイが、仕事のきっかけに?

ある日、ふと店舗の一角にガンプラを飾ってみたんです。純粋に「自分が好きなものを見てほしい」という思いで。でもそれが予想以上に反応を呼びました。

これ、何時間くらいかかりました?
この色、自分も塗ってみたいと思ってたんです!

そんな言葉がきっかけで、普段なら話す機会のないような方とも自然と会話が生まれるようになって。美少女系のキットやスケールモデル好きの方とも繋がりができて、これはもう思わぬ副産物でした。

結果的に、「あ、このお店なら気軽に相談できそうだな」と思っていただけたのか、パソコン修理のご依頼にもつながる場面が増えてきたんです。なんだか不思議ですよね。接点がないように思える「ガンプラ」と「パソコン修理」が、こうして繋がっていくなんて。

制作ブースと3Dプリンター、そして“感謝される喜び”

それに乗じて、店舗内にちょっとした制作スペースや塗装ブース、乾燥ブースなんかも作ってみました。「こういうふうに塗ってるんですよ」と見せられる環境があることで、お客様との距離がまたグッと近くなったような気がします。

そして最近では、3Dプリンターも導入して、ちょっとした補助パーツを作っては配布するようになりました。お金をもらうようなことはしていませんが、「あ、これ便利!」と喜んでもらえることが嬉しくて、気づけばどんどん数が増えていってます。

千歳のガンダムベースで出会った、ジオンの同志

先日、千歳にあるガンダムベースにふらっと足を運んだんです。すると、隣にいた男性の胸元に、見覚えのあるジオン軍のバッジが。もう、見た瞬間に「この人、絶対ガンダム好きだ」と確信しました(笑)

思い切って話しかけてみたところ、やっぱり大のガンプラファン。しかも「そんなこと聞くまでもないだろ」と言わんばかりの熱量で、会話が弾みに弾んで。

プラモデルを買いに行くこと自体がイベントなんだ

という言葉が妙に心に残りました。

趣味を仕事に、というより“橋渡し”として

正直、自分のプラモデル技術はまだまだです。でも、塗装の知識や素材の扱い、そして何よりアニメの設定などを少しずつ学ぶことで、「あ、自分もようやく会話についていけるようになってきたな」と実感できたのがうれしかったんです。

これから、どんな形で「プラモデル」と「パソコン修理」が交差していくかはまだ分かりません。でももし、「プラモの話がしたい」「ちょっと自宅の塗装スペース見てアドバイスもらえないかな」なんてことがあれば、喜んで伺います。

パソコンの修理がきっかけじゃなくたって構わない。
好きなものを共有する”ことが、誰かにとっての「安心」や「縁」になるなら、そんなにうれしいことはありません。

ご感想や気軽な雑談でも、どうぞいつでもお声がけください。
あなたのガンプラ話、聞かせてもらえたら嬉しいです。