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頭をリセットしても手は止めないようにしている、手を動かす習慣が生む直感とリフレッシュ

ガンプラ

日々修理を行っていると、経験値が蓄積されるだけでなく、「こうすれば直るのではないか?」という直感も身について、修理に役立ちます。

これは、おそらく他の職人さんも同じだと思いますが、その直感を培うには、特別な鍛錬というよりも、日々手を動かすことを習慣にしておくことが大切だと感じながら、今日も仕事をしています。

具体的な例としては、ゲームやプラモデル、ジグソーパズルなどが挙げられます。これらは、意図的にパソコンやiPhoneから距離を取る時間を作るために取り組んでいます。

「それって単なる趣味では?」と思われるかもしれませんが、飽きずに続けられることが重要です。現実逃避と捉える方もいるかもしれませんが、もしそう感じるなら、自然の中で新鮮な空気を吸う方がリフレッシュできるかもしれませんね。

この習慣を身につけたのは、10年以上前の正月休みがきっかけでした。その時、5日間のお休みをいただき、ただ年末年始のテレビをぼんやりと観て過ごしていたのですが、休み明けにiPhoneの修理をしようとしたところ、手が全く動かなくなってしまいました。

それは寒さや疲れからではなく、ただ単に手が鈍っていたのです。たった5日間の休みで。そこで、それ以降は休暇中でも何かしら手を動かすことを心がけるようになりました。ハサミでも、ニッパーでも、ピンセットでも、鉛筆でも何でも良いのです。手を使う趣味を持つことで、仕事に戻った際にスムーズに動けるようにしています。

最近の趣味はプラモデル作りです。これがとても良い趣味で、手を動かしながら妻と会話ができるし、必要に応じていつでも手を止めることができます。読書と同じように、集中しすぎず、気軽に楽しめる点が魅力です。

映画やゲームだとどうしても没頭してしまうため、必要な時には取り組みますが、習慣にはしないようにしています。とは言え、趣味の一環としては他の方以上に楽しんでいるかもしれません。

皆様も忙しい日々を過ごしていることと思います。私もその一人ですが、少しでも手を動かす習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。心身のリフレッシュとともに、仕事への感覚を鈍らせないための良い方法になるかもしれません。

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