Ask税の影響か、日本のPCパーツは高いんですよ
以前からかなり利用しておりましたが、ここまで差が出てくるなんて思ってもいませんでしたね。今回ご紹介するのは「GeForce GTX 1070 Ti」というNVIDIA製のグラフィックボードなのですが、これが米アマゾンでは突拍子も無い程安いのです。もちろん海外から直接購入する訳ですから、安く購入が出来る反面、送料の負担と初期不良の場合は諦めるしかない場合があります(返品は出来るけど英語力必須)。
とはいえ、CPUやメモリやグラフィックボードに関してはもともと日本語マニュアルなんてものは不要ですし、初期不良もそれほど多くはないと思っています。ですので、到着まで気長に待てる方は米アマゾンで購入して到着を待ちましょう、という内容。
比較してみると1万円の差は大きい
では、どれ程安いのかというと、製品の値段だけで国内で販売しているショップと比較しても「GeForce GTX 1070 Ti」では1万円程の差が出ます。これは主にAskという仕入れ会社が管理している価格をPCパーツショップが仕入れを行う際に手数料を加えられた価格で購入している事でこれを「Ask税」と皮肉めいた名が誕生する程です。
例えるなら以下の日本で販売されている商品価格を見てみてください。
そして米アマゾンで販売されているこの価格、信じられない程安いと思ってしまいます。この場合では送料を加えても50,115円(2018年10月15日現在)であって、国内の市場ではどれだけ安く購入が行えても6万はします。
「GeForce GTX 1070 Ti」は現在1080という上位機種が値下がりの傾向にあることで付帯して値下がっている事になるのですが、国内のグラフィックボード市場がかなりぼったくりに近い価格で出回っているのが現状です。
つまりそこそこ良いグラフィックボードを購入する事でPCの価格がグーンと上がってしまっているのが現状であり、海外のDELLやHPのノートパソコンが安く感じるのはこの「Ask税」が関与しているから海外メーカーが安く感じてしまうという錯覚に陥る訳なのです。
PCに詳しくなくてもポチれば良いだけ
最近ではネットでいくらでも情報が手に入る世の中ですから、多少スペックの事で悩んでいても、遊びたいゲームの推奨環境の2ランク上を目指してパソコンを組めば何方でも満足できる構成になるはずです。
もしそれがどうしても不安で納期が早めを希望するのであればBTOの完成品モデルを海外か国内のネットショップで購入するだけで容易に解決しますので、もし各パーツにこだわりがある方やスペックを少しでも伸ばされたい方のみが個別にパーツを購入すればいいだけのお話。
そして個別に購入されたパーツやBTOのパソコンの調子が悪い時には当店の様な店舗にご相談頂ければ、内容によっては30分以内に解決してしまう時がありますので、あまり深く考え過ぎないようにお気軽に購入してしまってください。