今週で10件ほどお問い合わせがありまして、ご報告頂いております症状は様々ですが「Windows10が正常に起動しない」問題が多発しているようですね。
今回は問題が発生しそうな条件を当店で確認した事例を元にお伝え出来ればと思いますので、お問い合わせを頂く前にこの記事をご覧になって頂く事をオススメします。
WindowsUpdate後にWindows10がブルースクリーンに
一番多いお問い合わせで、WindowsUpdate後にブルースクリーン問題となるケースは既存のWindows10のバージョンが【19xx】から【20H2】にアップデートを行うと不具合が生じるケースが多いです。
今回の20H2は決して悪いバージョンではないものの一部では【死のアップデート】と呼ばれており、SSD(m.2)の環境でブルースクリーン問題になる事はマイクロソフトが公表されておりましたが、そろそろこの辺りの修正分のアップデートは配布されていると思いますので問題は無いと思います。
ですが、アップデート後に正常に起動しない問題については公表されていない情報であり、ネットの不具合の情報とマイクロソフトからの公表は必ずしも一致しない事が多い事から、今回もこの【アップデート後にブルースクリーンもしくは正常に起動しない】問題の解決方法に関してはOSのクリーンインストールが推奨されそうです。
Windows10 20H2のアップデートは意図的に行わない
今回、ご相談を頂いた内容からWindowsupdateを行った場合での不具合は、アップデート完了までの時間が非常にかかってしまっているらしく、とあるお客様は3時間を要しても完了せず、電源を切ってしまった事によってWindows10が正常に起動しなくなってしまったとの事です。
アップデート中は電源を切ってはいけないとは言え、3時間が経過しても終了しない様子を考えればパソコンを切ってしまいたくなるお気持ちは分かりますが、このような場合は完了まで放置するしか方法はありませんが、それでも完了しない場合に関しては一度「ピシコさん・・・パソコンがアップデート中のまま終わらないんですけどーーーー」と、ご連絡を頂ければ、どの状況で電源を切るべきかお伝え出来るかと。
話が逸れましたが、今回の不具合は未確定の情報も多い事から、Windowsのアップデートを無理に行わず、大事なデータは必ずバックアップを取るようにしておいた方が良いかと思います。
最後に、Windows10のWindowsUpadateを無効化にする方法はこちらの記事を参考して下さいね。