巷では結構有名になってきた不具合なのですが、iPhoneのバッテリー交換後にiPhone7またはiPhone8などで、ホームボタンが利かなくなってしまった、という問題を耳にします。
これらは大半のiPhone修理店のブログでは【他店舗で修理されたものをお客様が持ち込まれ、結果として液晶パネルのケーブルの傷や欠損があった事が原因でした】という報告例が多いのですが、このような記事は、解決した時だけに報告を宣伝用に記事にしている内容であって、この液晶パネルを交換しても解決が出来ない問題もある事をこちらに報告させて頂きます。
「ネットの記事ではこれが原因と書かれていましたが・・・」というご報告を頂くので、今回は当店でも症状をしっかりと確認してみました
ここで当店が行ってみた事は以下の内容です
- iPhone7のバッテリーの交換を行う
- 液晶パネルのケーブルに傷はつけずに開墾
- ホームボタン箇所は接触はしていない
- 戻すとホームボタンが認識しない
- 念のため液晶画面を入れ替えるが改善ぜず
- ホームボタンのケーブルに問題は見当たらない
- 解決せずに現在に至る
と、いう内容なのですが、これらが何が原因で考えられるかと考えれば、理由としては以下の条件で起こる可能性があると考察します。
・経年劣化による電圧の通電
・ホームボタンのICチップが破損
一般的には静電気が原因とも言われておりますが、これであればiPhoneが動作しないなどの不具合もある事から、今回の問題としては何らかの原因で通電した際にホームボタンのICチップが破壊されてしまったと考えます。
このような場合には以下の部品などを利用するとTouch IDは使用できませんが、ユニバーサルボタンというホームボタンを代用する事が可能です。因みにAmazonで手に入るのは【4世代(バージョン4)】であり、クリックが機械式となります。
因みに修理業者間では【第6世代(バージョン6)】が出回り始め、クリックの感覚が感圧式となり限りなく本物に近い感覚で利用が行えますが、比較的高額です。
価格は申し上げる事は控えますが、最寄りのiPhone修理業者に上記の内容を伝える時には「ユニバーサルボタン(第6世代)の交換費用はおいくらでしょうか?」とお聞になられては如何でしょう。
因みに、これらの問い合わせにお答え出来ない、またはお断りされる場合もありますので、そこで店舗の知識と技量を知るのも良いかもしれませんね。
これが当店でも発生しました・・・