先日ですね、小学生のお客様にこんな質問をされたのですよ。
「なんでパソコン修理屋さんをやっているの?」と。
こう聞かれるとなんだか新鮮なんですよね、この職業についてから足かけ15年が経ちましたが聞かれた事がなかったものですから。
ここでなんて答えるかは迷ったのですが、
「ネットで検索しても出てこないパソコンの不具合を沢山知りたくなるうちに気が付いたらずっとのこの仕事しているね、ホントなんででしょうね」
と、若い芽を摘むような答えを述べてしまいました。
なにせこれが仕事であるようで趣味みたいなものですから、趣味では壊して仕事では直すようなお仕事なので、何故壊れたのかを再現しなければならないなんて普通のお仕事では存在しない事なのかもしれません。
他にも、機器の故障以外でも流行のウイルスに感染してみたり、ホームページで突然出てくる詐欺サイトに表記されている電話番号に電話してみるなど、興味本位では到底行わない事もお仕事だからやっているものの、仕事が趣味でなければこだわらない事もあるのも事実。
つい先日にもこのような記事を書いたとは思いますが、パソコンは消費者にならないためのツールとして非常に万能な機器だと思っておりますので、お子様には一日でも早くパソコンに触れて頂きたいものですよ。
よく経営者の代表から「10年後は店舗をどうしてゆきたいとか、考えていますか?」など聞かれるのですが、「10年後も一人で好きなパソコンに触れていたい」なんて厨二病のような回答をしてしまう私です。
これからも一台でも多くの機器に触れ、一台でも多くの機器を直したいですね。