年賀状の今後の付き合い方を見直す良い機会
年賀状作成の時期が近づいてきましたね。電子化が進んだ現代でも、年賀状の需要は根強く残っています。10月下旬になると、「プリンターが印刷できない」「年賀状作成ソフトが入ったパソコンが壊れた」といったお問い合わせが増えてきます。
そこで、今回は年賀状作成について、いくつかご提案させていただきます。
年賀状作成ソフトについて
以前はパソコンに「筆ぐるめ」「筆まめ」「筆王」などのソフトがプレインストールされていることが多かったですが、最近は郵便局などが無償で提供している「はがきデザインキット」のようなソフトもあります。
ただし、「はがきデザインキット2025」からはでは住所録が使えないようです。理由は宛名印刷を業者に委託するサービスに切り替わるためで、100枚あたり3400円ほどの費用がかかるとのこと。枚数が多ければ費用対効果は高いですが、少数しか送らない場合は、従来の年賀状作成ソフトで宛名印刷をして郵送する方が経済的かもしれません。
年賀状をやめる「年賀状納め」について
年賀状をやめる方も増えていると思いますが、その際は、今後どのように連絡を取り合うのかを相手に伝えることが重要です。
LINEやメールアドレスを伝えるのが一般的ですが、注意が必要です。
- LINEの注意点
- 身内以外に教えたくないという方が多い
- スマホを紛失した場合、復旧が難しい場合がある
- メールアドレスの注意点
- プロバイダーのメールアドレスは、引っ越しなどで解約すると使えなくなる
- フリーメールアドレスやSNSのアドレスを教える方が良い
QRコードの活用
LINEやメールアドレスを直接書くのに抵抗がある場合は、QRコードを記載するという方法もあります。QRコードは簡単に作成できるサイトが多数あるので、活用してみてはいかがでしょうか。
オススメのサイト : QRのススメ
年賀状作成は、日本独特の文化であり、何かと手間がかかります。年末のバタバタを避けるためにも、早めに準備に取り掛かり、今後の付き合い方を見直す良い機会にしてみてはいかがでしょうか。