ずっと進展の無かったiPhoneバッテリー交換ですが、新年のご挨拶にも書いたので少しずつですが進めてゆこうと考えておりまして今回は自身のiPhone14Proのバッテリー交換のついでにケーブルスワップとバッテリー最大容量修復ケーブル(以下 対策ケーブル)を使って回避してしまおうという【練習】をしてみました。
用意したのはこちら、互換バッテリーと対策ケーブル。因みに互換バッテリーはケーブルがついていない仕様のものを仕入れました(純正ケーブルをスワップするので)。
あとは取り外した純正バッテリーからケーブルを拝借して互換バッテリーに取り付け、対策ケーブルを装着させて謎の機械を通せばあら不思議、iOS18以降でもエラー回避がされました。
この手法は一般的なiPhone修理店では毛嫌いする内容でして、手間が非常にかかります。特にケーブルスワップなんていう手法は溶接もあるのでお客様としてはコスパが悪く、私達としてはタイパが悪いのでオススメは出来ないかなぁ。
今回は実験目的で行いましたので、この手間隙を実感したくて試みましたが作業に慣れた人でも1時間はかかると思います(修理でRTAをしちゃダメなのが教訓)。
因みにiPhone12以降ではこのオープナーを使わないと画面がキレイに外せません。自身でバッテリーの交換をされる方は初期投資がそれなにかかります。
あとはヒートシーターという、液晶画面を事前に温めておかなければならないのでこれも必要(ヒートガンもあればなお良い)。つまりは近年のiPhoneのバッテリー交換は一般的な工具だけでは難しいことになりますね。
仕上げは専用フィルムを貼っても良いのですが練習目的で再度行う事を考えてB7000で接着、これで水が流れ込む心配はとりあえずはない、かな。
以上でiPhone14Proのバッテリー交換の様子をお見せしましたが、これは練習段階のご報告ですので、お客様に修理をご提供が出来るのはまだ未定です。なにせぶっつけ本番で私のメイン機種で実験をしただけですので、お問い合わせを頂いても「未定です」とお伝えさせて頂くのが現状です。
それでも、少しずつですが前に進まないとね。
ドキドキしたけど楽しかったです。