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LINEバックアップから復元できない4つの原因と確かめ方

LINEバックアップから復元できない4つの原因と確かめ方

【PR】この記事はTenorshare社の依頼を受けて作成しています。

LINEのバックアップから復元できない。当店へのご相談で、いちばんもどかしいのがこのパターンです。取っていたはずなのに「見つかりません」と出る。戻っても中身が思っていたより古い。

本人は「ちゃんとやっていた」つもりなんですよね。でも、どこで失敗していたのかは本人にも分からない。だいたいそこで手が止まります。この記事では、その止まった場所を突き止めるところから始めます。

先に結論:期限を疑う前に、「そもそも何が保存されていたか」を先に確かめてください。標準バックアップで残るのはテキストだけで、トークの中の写真と動画は最初から対象外です。

そのうえで、アカウント違い・バックアップの未完了・PINコードの取り違えを順に見ていきます。どれでもなければ、端末そのものを直接スキャンする方法が最後に残ります。

LINEのバックアップは、復元できる範囲が決まっている

「クラウドに上げたから安心」と思っている方がとても多いのですが、LINEのバックアップは一種類ではありません。どれを使っていたかで、戻ってくるものが変わります。

方法戻るもの範囲
標準バックアップ(iCloud・Googleドライブ)テキストのみ最後に取った時点まで
バックアップ用PINコードテキストのみ直近14日分
プレミアムバックアップ(LYPプレミアム)テキスト・写真・動画・ファイル・ボイスメッセージ期間の制限なし・最大100GB
LINEヘルプセンターとLYPプレミアムの案内をもとに作成(2026年9月時点)

この表でいちばん効くのは真ん中の列です。ふだん使っている標準バックアップはテキストしか保存していません。「トークは戻ったのに写真だけ出ない」が起きるのは、期限切れでも不具合でもなく、最初からそういう仕様だからです。

標準バックアップでは、トーク内の画像・動画をバックアップ・復元することはできない。写真や動画も残したい場合は、LYPプレミアムのプレミアムバックアップを使う。

出典:LINEヘルプセンター「トーク履歴のバックアップ(保存)や復元で問題が発生している場合」「プレミアムバックアップとは?」(2026年9月確認)
LINEのバックアップに入るトークの文字と、最初から対象外の写真や動画を分けた図
写真と動画は「失敗した」のではなく、最初から入りません

もうひとつ、LINEのサーバーに置かれた写真や動画は一定期間しか保存されません。期間が過ぎると、トークをさかのぼっても開けなくなります。この「保存期間が過ぎた動画」だけを取り戻したい場合は、別の記事で手順をまとめています。

LINEで保存期間が過ぎた動画を復元する方法|バックアップなしでも諦めない

バックアップ用PINコードとは、何のための番号か

この番号を「バックアップのパスワード」だと思っている方が多いのですが、役割が少し違います。使いどころは、バックアップが無いときと、iPhoneとAndroidをまたぐときです。

用語:バックアップ用PINコードとは、LINEに登録しておく6桁の番号のことです。登録しておくと、バックアップを取っていない場合や、OSの違う端末へ引き継ぐ場合でも、直近14日分のトーク履歴を復元できます。LINEのバージョン12.13.0以上で使えます。

登録と確認の場所は、LINEの「ホーム」から「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」(Androidは「トークのバックアップ・復元」)です。以前の「設定」→「トーク」の下ではないので、探して見つからないという方は、ここを開いてみてください。

店長
店長
「バックアップは取ってあります」と言われて一緒に開くと、中身が空か、だいぶ前の日付で止まっている。これが本当に多いです。まず日付だけ見せてください。

バックアップから復元できない4つの原因

ここが本題です。「バックアップしたのに復元できない」という状況は、店頭で見ているかぎり、だいたい次の4つのどれかに落ち着きます。

復元できない4つの原因

  • バックアップの対象外だった(写真・動画・送信取り消し済みのメッセージ)
  • バックアップが最後まで終わっていなかった
  • ログインしているアカウントが違う
  • 14日という区切りを、バックアップの期限だと思い込んでいた

1つ目は前の章のとおりです。2つ目は、クラウドの空き容量が足りずに途中で止まっていた、実行中にアプリを閉じてしまった、というケース。「開始した」と「完了した」は別物なので、実行後に日付が更新されているかどうかだけは、必ず自分の目で見てください。

3つ目は、バックアップを取ったときと別のApple ID・Googleアカウントでログインしている場合。家族で端末を共有している方、アカウントを2つ使い分けている方は、ここでつまずきます。4つ目は、PINコードで戻せる14日をバックアップそのものの期限と取り違えているケースで、前の章の表を見比べると整理がつくはずです。

注意:「復元できない」と分かった時点で、新しくバックアップを取り直すのはやめてください。残っていたかもしれない古いバックアップを、その手で上書きしてしまいます。旧端末が手元にあるなら、初期化と下取りへの提出も一度止めてください。復元の可能性は旧端末の中に残っています。

店長
店長
ここで「とりあえず何かしなきゃ」と動いた方のデータが、いちばん戻りません。手を止めて持ってきていただくほうが、結果的に早いです。

バックアップが使えないとき、まだ試せること

ここまで確かめて駄目だった場合、残る道は2つです。どちらを選ぶかは「いつのトークが必要か」で決まります。

直近14日分でよければ、PINコードで戻せる

バックアップ用PINコードを登録してあった方なら、バックアップそのものが無くても、直近14日分のトークを引き継げます。iPhoneからAndroidへ、というOSをまたぐ引き継ぎでも同じです。

  1. 新しい端末にLINEをインストールする
  2. 電話番号を入力してログインする
  3. 本人確認を済ませる
  4. トーク履歴の引き継ぎ画面で、バックアップ用PINコードを入力する

この方法で戻るのはテキストだけで、14日より前のトークは含まれません。機種やOSの組み合わせごとの細かい手順は、LINEバックアップからトークを復元する方法【iPhone・Android】|Tenorshareにまとまっています。バックアップが無いまま機種変更してしまった場合の考え方は、当店でも別に書いています。

メモ:この節の手順はLINE公式の案内に沿ったものです。当店で実機の動作を確かめたのはiPhoneだけで、Android端末での検証は行っていません。画面の文言が案内と違う場合は、LINEのバージョンを最新にしてからもう一度開いてみてください。

【機種変更】LINEトークをバックアップしてない時の復元方法|旧端末があればまだ間に合います

14日より前が必要なら、端末を直接スキャンする

「1年前のやり取りが要る」「家族との写真を全部戻したい」。そういうときの最後の手段が、専用の復元ソフトです。今回はUltData LINE Recoveryを実際に動かして確かめました。

このソフトはバックアップを介さず、端末の中に残っているデータを直接読みにいく仕組みです。だからバックアップの期限にも有無にも縛られません。iTunesのバックアップから、LINEの分だけを取り出す使い方もできます。

できること無料版有料版
端末のスキャンできるできる
見つかったトークのプレビューできるできる
パソコンへの保存(復元)できないできる
UltData LINE Recovery の無料版と有料版でできることの違い

つまり「残っているかどうかを確かめるところまでは無料」です。スキャンして何も出てこなければ、そこで終わりにできます。買うかどうかは、自分の端末に何が残っているかを見てから決めればいい。30日間の返金保証も用意されています。

まず無料でトークが残っているか確かめるスキャンと確認までは無料・30日間の返金保証つき

ここ、見落としがちです:この手のソフトは「消えたデータを作り直す」のではなく「まだ残っている痕跡を拾う」道具です。削除したあとも端末を使い続けていたり、新しいバックアップで上書きしてしまったあとだと、拾えるものが減ります。試すなら、気づいた日がいちばん確率が高い日です。

UltData LINE Recovery を実機で動かしてみた

ここからは実際の画面です。私のiPhoneとWindowsパソコンで、インストールからトークの取り出しまでを一通り通しました。

手順1:インストールして起動する

UltData LINE Recovery の公式ページから実行ファイルを落として開くと、まず使う言語を聞かれます。「日本語」を選んで「OK」。

UltData LINE Recovery のセットアップで、インストール中に使う言語に「日本語」を選んでいる画面

次に使用許諾契約書が出ます。中身は英文ですが、Tenorshare Software のライセンス条項です。「同意する」を選んで「次へ」。

UltData LINE Recovery のセットアップで、使用許諾契約書に「同意する」を選んだ画面

インストール先の指定です。既定のまま進めて構いませんが、必要な空き容量が828.1MBと表示されるので、Cドライブが逼迫している方はここで別のドライブを選んでください。

UltData LINE Recovery のインストール先フォルダーを指定する画面。必要な空き容量が828.1MBと表示されている

あとは待つだけです。途中でEdgeのWebView2という部品も一緒に入ります。

UltData LINE Recovery のインストールが進行中で、ファイルを展開していることを示す画面

完了画面で「実行する」にチェックが入ったまま「完了」を押せば、そのままソフトが立ち上がります。

UltData LINE Recovery のセットアップウィザードが完了し、ソフトを実行するチェックが入った画面

最初の画面で、どこから取り出すかを選びます。端末を直接読むなら左の「デバイス」です。真ん中の「iTunes」はパソコンに残っているiTunesバックアップから、右の「履歴記録」は過去にこのソフトで取ったデータから取り出す入口です。

UltData LINE Recovery のメイン画面。「LINEデータの復元先を選択する」でデバイス・iTunes・履歴記録の3つが並んでいる

手順2:ライセンスを登録する

購入済みなら、画面右上の鍵のマークから、購入時のメールアドレスと登録コードを入れます。ここを飛ばして無料のままスキャンとプレビューだけ試すこともできるので、急いで買わなくて大丈夫です。

UltData LINE Recovery のライセンス登録画面。メールアドレスと登録コードの入力欄が表示されている

通ると、有効期限と使えるデバイス数・パソコン台数が出ます。私の環境では10デバイス・1台のパソコンまででした。

UltData LINE Recovery の登録が完了し、有効期限と使用できるデバイス数・パソコン台数が表示された画面

手順3:iPhoneをつないでスキャンする

iPhoneをUSBケーブルでパソコンに直接つなぎます。「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら「信頼」。認識されると機種名が表示されるので、「スキャンする」を押します。

UltData LINE Recovery のスキャン画面。接続したiPhoneが認識され、「スキャンする」ボタンが出ている

スキャン中は端末もパソコンも触らないのが鉄則です。私の場合、約5GBのデータで15分ほどで終わりました。

  • USBハブを挟まず、パソコン本体のポートに直接つなぐ
  • スキャン中に画面ロックがかからないよう、自動ロックを一時的に切っておく
  • iPhone 17などType-Cの機種は、Type-Aしかないパソコンだと変換アダプターが要る
  • 途中で切れるときは、別のポートに差し替えてやり直す
店長
店長
途中で止まったら、データが壊れていると決めつける前に、ハブを外して本体のポートに挿し直してみてください。それだけで通ることがあります。

手順4:中身を見て、必要なものだけ戻す

終わると、チャット・写真・ビデオ・音声・ドキュメントに分かれて一覧が出ます。左でトークを選ぶと、右に中身がそのまま並びます。ここに出ているものが、取り出せるデータです。

UltData LINE Recovery のスキャン完了後の画面。チャットや写真の件数と、選んだトークの中身が右側に表示されている

必要なものにチェックを入れて「復元」を押すと、パソコンのフォルダーに保存されます。添付していた写真も、こうしてファイルとして出てきます。

復元したLINEの添付ファイルが、パソコンのフォルダーに写真として保存されている画面

今回は店舗用LINEとのやり取りを自分で削除した状態から試しました。結果は、消したデータの一部を取り出せた、というところです。全部がきれいに戻るわけではありません。端末の中にまだ残っていた分を拾えた、という性質のものだと理解しておいてください。

できないことも書いておきます。スキャンして何も見つからないことはありますし、上書きされたデータは戻りません。パソコンに繋いで使うソフトなので、スマートフォンだけでは完結しません。それでも、期限切れで諦めるしかないと思っていた場面に、確かめる手段がもう一つ残るのは大きいと思います。

自分の端末に何が残っているかスキャンしてみるスキャンとプレビューまでは無料で試せます

次は取りこぼさないためのバックアップ設定

復元の話が片付いたら、設定を整えておきましょう。当店でも機種変更のご相談のときに、必ず一緒に見る項目です。

  1. LINEの「ホーム」から「設定」を開く
  2. 「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」を選ぶ
  3. バックアップ用PINコード(6桁)を登録して、紙にも書いておく
  4. 自動バックアップをオンにして、頻度を「毎日」か「毎週」にする
  5. 「今すぐバックアップ」を実行し、終わったあとに日付が変わったか確認する

そのうえで、写真と動画をどうするかだけは決めておいてください。標準バックアップでは戻らない以上、残す方法は「端末に個別保存しておく」か「LYPプレミアムのプレミアムバックアップを使う」かの二択になります。

  • PINコードを登録する。バックアップが取れていない日でも、直近14日分の保険になる
  • iCloudやGoogleドライブの空き容量を確保する。容量不足は失敗の定番
  • 自動バックアップをオンにする。手動だと結局忘れる
  • 残したい写真は、トーク内で開いて端末に保存しておく
  • 機種変更の前日に、手動でもう一度だけ実行する

よくある質問

バックアップしたはずなのに復元できないのはなぜですか?

多いのは、バックアップを取ったときと違うApple ID・Googleアカウントでログインしているケースと、容量不足などでバックアップが最後まで終わっていなかったケースです。実行後に日付が更新されているか、そしてログイン中のアカウントが当時と同じかを、先に確かめてください。

バックアップ用のPINコードを忘れました。どうすればいいですか?

いま使っている端末でLINEが動いているなら、設定から確認と変更ができます。「ホーム」→「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」(Androidは「トークのバックアップ・復元」)を開き、「バックアップ用のPINコード」をタップしてください。新しい番号にしたあとは、必ずメモを残してください。

トークの文字は戻ったのに、写真と動画だけ表示されません。

標準バックアップでは、トーク内の画像と動画はバックアップも復元もされないためです。不具合ではなく仕様なので、待っても出てきません。写真と動画も残したい場合はLYPプレミアムのプレミアムバックアップを使うか、大事なものをその都度端末に保存しておく必要があります。

復元できなかったとき、新しくバックアップを取ってもいいですか?

おすすめしません。古いバックアップが残っていた場合、上書きして完全に失う可能性があります。復元を諦めると決めるまでは、新規バックアップを実行しないでください。

まとめ

LINEのバックアップは「一度やれば安心」なものではありません。残るのはテキストだけで、写真と動画は別の手を打っておく必要がある。PINコードの14日はバックアップの期限ではなく、バックアップが無いときの保険である。この2つを押さえておけば、次に機種を替えるとき、同じ場所で止まらずに済みます。

そして、いま復元できずに困っているなら、何かを新しく実行する前に一度手を止めてください。焦った操作が、残っていたはずのデータを消してしまいます。手元の端末に何が残っているかを確かめるだけなら費用はかかりませんし、OSごとの手順はTenorshareの復元ガイドにもまとまっています。ご自身での判断が難しければ、北海道苫小牧の当店で一緒に見ることもできます。

諦める前に、無料スキャンで残りを確かめるスキャンして何も出なければ費用はかかりません