
【PR】この記事はTenorshare社の依頼を受けて作成しています。
機種変更の翌日に、LINEのトークをさかのぼれないことに気づく。バックアップなしのまま移してしまったあとの復元は、たいていここから始まります。
ショップで移行してもらって、家に帰ってから気づく。この順番がいちばん多いです。去年のやり取りも、送ってもらった写真も出てこない。血の気が引きますよね。
先に結論:旧端末を初期化していなければ、戻せる可能性は残っています。公式の機能で戻るのは直近14日間まで、それより前のトークは旧端末の中身を直接読めるかどうかにかかります。
ですから、いま最初にやることは復元の操作ではありません。旧端末を、そのままの状態で確保することです。旧端末は金庫です。開ける鍵は何本かありますが、金庫ごと捨てられたら打つ手がありません。
バックアップなしでも、LINEのトークを復元できる条件
LINEのトークは、写真や連絡先とは預け先が違います。アカウントにひもづいてクラウドに置かれているのではなく、端末の中のファイルとして記録されている。だからアカウントを新しい端末に移しても、中身は自動ではついてきません。
裏を返せば、旧端末の中にはまだ残っているということです。戻せるかどうかは、そのファイルが消されていないかだけで決まります。
注意:この記事を読み終えるまで、旧端末を初期化しないでください。下取りに出すのも待ってください。工場出荷状態に戻すと中のファイルごと消えるため、どの方法を使っても取り出せなくなります。
| 手段 | 戻せる範囲 | 新端末へ移す |
|---|---|---|
| かんたん引き継ぎ | 直近14日間 | 移せる |
| iCloud・ドライブ | バックアップした時点まで | 移せる |
| プレミアムバックアップ | 保存が始まってから先 | 移せる |
| 復元ソフト | 旧端末に残っている分 | パソコンに保存 |
分かれ目は、必要なトークが14日より前かどうか。直近だけでよければ公式の機能で足ります。それより古いものとなると、選択肢はぐっと狭まります。

公式の機能で戻せるのは、直近14日間まで
まずは公式の手段から確かめます。LINEには「かんたん引き継ぎQRコード」という仕組みがあり、バックアップを取っていなくてもトーク履歴が戻ります。ただし、戻る範囲が決まっています。
LINEは、かんたん引き継ぎQRコードを使えば、事前にバックアップをしていなくても直近14日間のトーク履歴を自動的に引き継げると案内しています。iPhoneとAndroidのようにOSが違う場合も、同じく直近14日間が対象です。
出典:LINEヘルプセンター「「かんたん引き継ぎQRコード」でアカウントを引き継ぐには?」(2026年9月18日閲覧)
よそでは「14〜15日」と幅を持たせて書かれていることがありますが、いま公式が案内している数字は直近14日間です。日数を当てにして待つ話ではないので、迷ったら「2週間より前は公式では戻らない」と考えてください。
ここ、見落としがちです:この引き継ぎをすると、新しい端末にいまあるトークは置き換わります。すでに新端末で数日やり取りしている方は、その分が消えることがあるので、先にスクリーンショットで残してから進めてください。
- 新しい端末でLINEを開き、「ログイン」から「QRコードでログイン」を選ぶ
- 旧端末で「ホーム」→「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「かんたん引き継ぎQRコード」を開く
- 旧端末に出たQRコードを、新しい端末のカメラで読み取る
- 旧端末で「はい、スキャンしました」を選び、本人確認を済ませる
- 新しい端末でログインし、トーク履歴の復元に進む
ひとつ条件があります。この手順は、旧端末でLINEがまだ開けることが前提です。引き継ぎが終わった時点で旧端末のLINEは自動的にログアウトされるので、すでに移行を済ませてしまった方には、この道は残っていません。
メモ:旧端末を機内モードにするとトークが見られる、という方法が出回っています。公式の手段ではありません。引き継ぎ後の旧端末はログアウトされているため開けないことがほとんどで、仮に見えても閲覧だけ、新しい端末には移せません。
次に確かめるのがバックアップです。「取っていない」と思っていても、いつかの自分が設定していたことがあります。次の4か所だけ見てください。
- iPhoneのLINEで「ホーム」→「設定」→「トークのバックアップ」を開き、最後にバックアップした日時を見る
- AndroidのLINEで「ホーム」→「設定」→「トークのバックアップ・復元」を開き、同じ項目を見る
- iPhone本体の「設定」→自分の名前→「iCloud」→「アカウントのストレージを管理」に、LINEの項目があるか見る
- LYPプレミアムに入っているなら、プレミアムバックアップが動いていなかったかを見る
ここに機種変更より前の日付が残っていれば、その時点まで戻せます。日付が無い、または新端末に移したあとの日付しか無いなら、この道も閉じています。

14日より前のトークは、旧端末を直接読んで取り出す
1年前のやり取りが要る。家族とのトークを全部戻したい。そうなると公式の手段では届きません。ここから先は、旧端末の中のファイルを直接読むソフトの話になります。
用語:トークのデータベースとは、LINEが端末の中に持っている、メッセージを記録したファイルのことです。アプリの画面から見えなくなっても、このファイル自体はしばらく端末に残ります。復元ソフトはアプリを通さずここを読むので、14日という区切りに縛られません。
今回使ったのはUltData LINE Recoveryです。旧端末をパソコンにつないで中を読む、いわゆる復元ソフトの一種になります。
開発元は、失われたデータのスキャンとプレビューまでは無料で行え、見つかったデータを復元して保存するには製品版が必要だと案内しています。30日間の返金保証も用意されています。
出典:Tenorshare「UltData LINE Recovery」製品ページ(2026年9月18日閲覧)
| できること | 無料版 | 製品版 |
|---|---|---|
| 旧端末のスキャン | できる | できる |
| 見つかった中身の確認 | できる | できる |
| パソコンへ保存 | できない | できる |
つまり、スキャンして何も出てこなければ、お金はかかりません。買うかどうかは中身を見てから決められます。
まず無料で古いトークが残っているか確かめるスキャンと中身の確認までは無料。30日間の返金保証つき
インストールから、メイン画面にたどり着くまで
公式サイトから実行ファイルを落として起動すると、まず言語を聞かれます。「日本語」を選んで「OK」。

次が使用許諾契約書です。「同意する」を選ばないと先へ進めません。

インストール先はそのままで構いません。画面の下に「最低828.1MBのディスク空き領域が必要」と出るので、Cドライブの空きだけ確かめておきます。

あとは展開が終わるのを待つだけです。

「完了」を押すと、そのままソフトが立ち上がります。

メイン画面では復元先を三つから選びます。旧端末をつないで読むので「デバイス」です。

ライセンスを登録する(無料のままでも試せます)
製品版を買った場合は、鍵のマークから購入時のメールアドレスと登録コードを入れます。買っていなければ、ここは飛ばしてかまいません。スキャンと中身の確認だけなら無料のまま進めます。

登録が通ると、有効期限と、使えるデバイスやパソコンの台数が出ます。

つなぐのは旧端末です
ここを間違える方がいます。新しい端末をいくら調べても、そもそも中に入っていないので何も出てきません。USBケーブルでパソコンに直接つなぎ、「このコンピュータを信頼しますか?」には「信頼」を選びます。認識されたら「スキャンする」。

スキャン中は端末もパソコンも触らないのが鉄則です。今回は約5GBのデータで15分ほどで終わりました。
- USBハブを経由せず、パソコンのポートに直接つなぐ
- スキャン中に画面ロックがかからないよう、旧端末の設定を変えておく
- 端子がType-Cだけの機種は、パソコン側の差込口に合う変換が要ることがある
- 旧端末を充電しながら作業する(途中で切れるとやり直しになる)
- 途中で切断されるときは、別のポートに差し替えて試す
中身を見てから、必要なものだけ取り出す
スキャンが終わると、チャット・写真・ビデオ・音声・ドキュメントに分かれて件数が出ます。ここに並んでいるものが取り出せる分です。

必要なものにチェックを入れて「復元」を押すと、パソコンのフォルダーに保存されます。写真はそのまま画像ファイルとして出てきます。

実際に試してみて分かったこと
今回も筆者自身のiPhoneで検証しました。店舗用LINEとのやり取りを削除した状態でスキャンをかけたところ、消えていたデータの一部を取り出すことができました。
ただし、すべてが戻るわけではありません。取り出せたのは、端末内にまだデータが残っていたからです。結果を分けるのは、旧端末をどれだけそのままの状態で保てているかでした。
機種変更のあと旧端末を子どもに渡してゲーム機として使わせていた、というケースは厳しくなります。逆に、電源を切って引き出しにしまっていたなら期待が持てます。要するに金庫の扱い方の話で、鍵の種類の話ではありません。

- 初期化した旧端末からは取り出せません(工場出荷状態に戻すと中のファイルごと消えます)
- 全部戻るという保証はありません。スキャンして何も見つからないこともあります
- パソコンが要ります。スマートフォンだけでは完結しません
- Android端末では筆者が実機で確かめていません。Androidの話は公式の案内に基づく説明です
ここまで読んで「やってみよう」と思えたなら、UltData LINE Recovery の公式ページから無料版を落とせます。もう少し細かい手順は、開発元がまとめたバックアップせずに機種変更したときの解説にも出ています。ソフトそのものの選び方で迷っているなら、こちらもどうぞ。
ダメ元でも一度試してみる|無料スキャンはこちら旧端末が手元にあるうちに。時間が経つほど成功率は下がります
次の機種変更で、同じことを起こさないために
今回の件が片付いたら、次に備えて設定を整えておきましょう。機種変更のご相談をいただいたときに、店で必ずお伝えしている内容です。
- バックアップは前日に取る(当日の朝は慌ててミスが出ます)
- 取ったあと、最終バックアップの日時を必ず目で確かめる
- iCloudやGoogleドライブの空き容量を先に見る(容量不足が失敗の最大の原因)
- 自動バックアップを「毎日」にしておく
- 旧端末は1〜2週間、手元に置いてから手放す
LYPプレミアムに入っているなら、プレミアムバックアップという選択肢もあります。OSが違っても、写真や動画を含めてリアルタイムに保存されます。
特に最後の一つです。ショップで下取りに出すと、その場でデータが消えることがあります。新しい端末で問題なく使えていることを確かめてから手放しても、遅くはありません。
よくある質問
バックアップせずに機種変更してしまいました。もう戻せませんか?
旧端末が手元にあって初期化していなければ、可能性は残っています。公式の機能で戻せるのは直近14日間までですが、それより前のトークは復元ソフトで端末の中のファイルから取り出せることがあります。まずは旧端末の電源を切って確保してください。
旧端末はもう下取りに出してしまいました。それでも復元できますか?
かなり厳しい状況です。下取りに出された端末は初期化されるのが一般的で、そうなると中のファイルは残りません。iCloudやGoogleドライブに古いバックアップが残っていないかだけは確かめてみてください。
旧端末のLINEが「利用できません」と表示されます。もうダメですか?
あきらめるのは早いです。アプリの画面に出ているものと、端末の中に保存されているファイルは別物だからです。初期化していなければ、復元ソフトでそのファイルを直接読める可能性があります。
トークを復元したことは相手に伝わりますか?
相手に通知は届きません。自分の端末とパソコンの中だけで完結する操作なので、相手の画面には何も起きません。
順番はこの三つです。旧端末を確保する。公式で届く範囲を確かめる。それより前は端末の中を直接読む。最初の一つを飛ばすと、あとの二つはまとめて消えます。
バックアップの取り忘れは誰にでも起きます。ショップの説明が耳に入らなかっただけで、恥ずかしいことではありません。金庫さえそのままなら、確かめる価値は十分にあります。開け方が分からないときは、旧端末の今の状態だけでも教えてください。
参考にした開発元の解説:LINEトークをバックアップせずに機種変更してしまった!復元できるか徹底解説|Tenorshare















