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VPNから遠隔操作へ、社員が下した決断

会計王・販売王・顧客王のVPN構築で起きた問題で解決したこと

安価でVPN構築を行う難しさを知った7ヶ月間

この7ヶ月、毎月対応を続けていた案件がありました、それは安価で2拠点でVPN環境を構築した事。これはとても勉強になりましたし、手探りながらも確実に繋げる方法を知る事ができました。それが2017年の11月に書いたこのブログです。

VPN対応ルーター

難点が多数残る結果に

TP-LINKのWifiルーターを採用してVPN接続を行なったのですが、物理的なルーターの問題ではなく提供しているサービスとの連携がややこしい事で「no-ip」という無償のDDNS(ダイナミックDNS)サービスを利用しました。つまり簡単に言えばVPN専用機でもないものを強引に無償のサービスを掛け合わせるものでは無い、という持論となりまして、無償のサービスはやはり「その程度」ということです。

TP-LINK-NOIP

このサービス自体は有料プランはありますが、お客様に形のないサービスという事で、「DDNS」を使うことの意味を改めて説明を行いましたが、一般の企業とは一度設置を行えばその後は永続的にサービスが利用できるものと思われてしまうのが、VPN環境構築に至っての難点となりましたね。

社員がVPN環境を切り捨てる事は賢明

元々はこのVPN環境は「ソリマチというソフトを2拠点で行えるように構築をして欲しい」との依頼でお見積りを行ったのですが、7ヶ月も経過し、不具合が連発すると、とある疑問が生まれてくるのです。

想定する環境

「あれ・・・?これってVPNじゃなくても良くないか?」、と。

それもそのはず、これはメーカーの意図であってVPNでの2拠点接続は必須ではありません。ただ時間の流れとは恐ろしいもので、そもそもVPNで繋いでソフトを同期する事をご依頼して頂いた事を当店が提案したかのような流れとなっておりました

ここで改めて社員の方にVPN環境の手引きを行い、社内の人だけで全てをVPN環境を「遠隔操作」で管理が行える様になって頂ける形でクローズとなりました。無償で対応した7ヶ月はいい思い出になりそう。時代はクラウドと遠隔操作、今後2拠点同時接続環境の構築は当面はお休みしそうです。

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