“メルカリでパソコン”を購入する事は危険?注意すべき事を知っておきましょう!
最近ではメルカリで購入したパソコンの調子がおかしい、とのご相談が相次ぎます。そこで今回はフリマ系のアプリで、パソコンの購入の際に何を注意しておけば良いのか等、簡単ですがご説明が出来ればと思います。
外装より値段よりもライセンス認証の有無を
出品されているパソコンは現在ではWindows10が主流ですが、販売時期的に古いパソコンは無償のバージョンアップの恩恵は受けられません(WindowsVistaなど)。
そこでまずはデスクトップにある「PC」を右クリックして「プロパティ」を選択して、OSのライセンス認証が行われていれば問題ありませんが、ライセンス認証を求められる画面が表示されている場合は、自腹でWindows10のライセンスを購入する必要がありますので、出品者に問い合わせて対処してもらいましょう。これはOfficeのライセンス認証も同様ですので確認を行っていないのであれば行っておきましょう。
もし購入前であるのであれば、この画面をスクリーンショットを撮って頂き、出品情報に載せていただきましょう。
ウイルスが混入されている場合も
お客様がメルカリで購入されたパソコンを拝見した時に、あからさまに動作のおかしい状況がありました。それはどう考えても初期化(リカバリ後)には搭載されていないソフトが何点かインストールされておりました。
そのパソコンはアドウエアと遠隔操作のウイルスが混入されるているパソコンでした。多分出品者は意図的に仕込みを行った跡があり、Amazonでアソシエイト・プログラムのコードが含まれたショートカットがあり、デスクトップにもショートカットのアイコンが存在しました。
このように、考えられない事が考えられているのがフリマ系アプリの闇とも言えるでしょう。中古パソコンをそのまま転売するだけならまだしも、購入者の個人情報を盗むプログラムや、アフェリエイトでの利益を仕込む事は日常茶飯事のようです。
もし、既に購入された方は少しでも不安であれば初期化(リカバリ)をオススメします。中身のOfficeが消えるので躊躇している・・・なんて事を考えているうちにとんでもない事が起こるかもしれませんので。