高速、高耐久なMac miniが11月7日に発売
前回の機種から6年。待ちに待ったMac miniですが、思いの外リーズナブルな金額で発表されましたね。お値段は第8世代のIntel Core i5とメモリを8GB搭載で256GBのSSDを搭載して¥122,800(税込みで¥132,624)となります。
発売日は11月7日となるみたいですが、今回の謳い文句をざっくりとまとめると「高耐久なmac」という事になり、サーバー機器としての位置付けも考えている事から、スピードはもちろんのこと電源周りや冷却性もしかり見直されているようです。
そこそこのカスタマイズで税込み18万
では「待ちに待った」とは書きましたが、待ち望んでいるうちに最近ではWindows搭載PCがひっそりと躍進を遂げていることから、正直macでなければならない方は特定の環境を構築されている医者や開発者など、普段使いされている方にとって改めてMacを購入される場合では持ち運べるMacBookに魅力を感じる事はありそうですが、据え置き機としてはインパクトは弱め。
ここで安定した構成で考えれば、i7とメモリは16GBにカスタムすると総額¥180,144となりました、ぶっちゃけ高いです。ここで考えるのは同じミニサイズで考えるのであれば、Intelで販売されているベアボーンキットのNUCで同一の構成で考えればどの程度のコストになるのでしょうか。
NUCなら同一スペックで総額11万円弱で購入可能
そもそもベアボーンキットというモノはなにかと言いますと、「筐体とCPUとマザーボードがセットになったもの」です。これをコンパクトにした筐体をIntelが販売しているのが「NUC」シリーズというものです。
このNUCもMac miniと同等のノートパソコンでもなく据え置き機のデスクトップパソコンなのですが後発なのですが、CPUを製造しているIntelが発売している事もあってか信頼は非常に熱い機器となっている事は確かです。
そのNUCですが別途SSDとメモリを購入する必要がありますので、最低でも3点(本体とSSDとメモリ)を購入して取り付ければあとはOSがのインストールを行えば完了です。因みに初めてパソコンを購入される方には不向きであり、パソコンの操作だけではなく多少の工作程度のスキルがある方にお願いした方が良いと思われる筐体です。
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Macで魅力のある機能はAirDropだけだと思っています
私は職場ではMac、自宅ではWindowsを利用してりますが、昔のようにWindowsしか出来ない事は減ってきまして、現代ではSteamなどを利用してゲームをされる方や周辺機器を多数お持ちで安定性や汎用性を重視されている方は迷わずWindowsが良いかと。
ですが唯一Macで便利だと認めている機能がiPhoneとの連携に優れているという事、メモ帳やカレンダーだけではなく写真などはiPhoneで撮影した内容を数回のタップでMacに転送が行えるAirDrop機能は便利でなりません。
またMacですが無駄な機能やアプリケーションが無いことで、Webベースでお仕事をされている方にとってはMacの方がキーボードの押しやすさやデザインで選ばれる方が多いかと思いますが、これらのご説明は「ノートパソコンでの比較」であって、今回のMac miniとNUCのような据え置き機に関しては、結論から申し上げれば「同じスペックであれば安い方を選ぶべき」かと思います。
もちろん好みはあるかもしれませんが、カッコいいというだけでMacを選ぶと非常にコスパが悪い結果となります。Mac miniでは周辺機器が付属しませんのでマウスとキーボードは専用が好ましく、これがかなり高いです。一方Windwosパソコンは最寄りの家電量販店で販売されているキーボードでも設定不要で迷うこと無く利用可能です(Macのキーボードのキー配置は独特なので)。
デザインではマックが独占していた市場の昔と違って、今ではWindows搭載マシンもバリエーションが増え、選択肢に幅が生まれていますので、ここはお財布とじっくりと相談しながら選択してみてくださいね。