まず、私は自作キーボードが欲しかった訳では無く、価格相応のモノが他に無かった事。そんな方がきっと自作キーボードを求めるのでしょうね。
因みに自作キーボードの最大の利点はどんな組み合わせたキーでも対応出来るという点が最大の魅力です。Photoshopで絵を描いている人、CADで図面を描いている人、ゲームをする人、お仕事で経理の作業をしている人。
そんな人に応じて、必要最低限の機能のキーボードがあれば良いと思うのです。それが自作マクロキーボードです。私が購入したのは一式【遊舎工房】で揃えました。
その中でも、ぺらねこさんという方が制作した【TONE&NOTE】の自作マクロキーボードを選択しましたが、これを選択した理由は8つという少数の【キースイッチ】と、つまみでくるくると回せる【ロータリーエンコーダ】に可能性を感じました。
とは言っても、届くのは以下の画像のような基盤なんですけどね。これにお好みの【キースイッチ】と【キーチャップ】と【Pro Micro互換機】を購入すればOKです。
この自作キーボードは、当然の事ながら「はんだ付け」の作業が必要ですが初心者でも簡単に取り付けが出来ました。もし初めてハンダ付けを行う方へのアドバイスとしては「しっかりとハンダが付いている事を確認する」など説明に書かれている事がありますが、流し込むハンダを多少余分に入れる気持ちで作業をすると、しっかりとキーが判定すると思います。
あとは好きなキーの設定をファームウェアに書き込みを行うだけで完了なのですが、これはちょっとだけ面倒な事がありました。
TONE&NOTEのファームウェアの書き込みが上手くいかない方へ
この商品は発売から月日が経っている事で、ファームウェアの書き込みの手順は遭っているものの、【QMK Toolbox】というツールのバージョンアップの影響で失敗してしまう事が分かりました。
そこで現在では正常に書き込みが行えたのはバージョン【0.0.21】以下のツールであり、当面はこれを使用して書き込みを行って頂ければ問題ありません。他のツールの設定や準備などに関しては、ビルドガイドを参考にして頂ければ問題なくファームウェアを書き込みを行う事が出来ます。
使い方は様々、FF14でもFPSでも
ゲームをしていると、戦闘以外でも便利なキーを求める事があります。例えば即座にアイテムボックスを呼び出しを行ったり、即座にスクリーンショットを撮りたいなど、ゲームがは戦闘だけが全てではありませんので、これらのキーを自作マクロキーボードに登録しておくと非常に楽になりました。
因みに、この【TONE&NOTE】は基盤が二枚付属しておりましたので、自作マクロキーボードを二つ作れる事になります。本来であれば土台としてもう一枚の基盤を利用するとの事ですが、これをもう一台として考えれば非常に安価な自作キーボードだと思います。
ハンダごてとハンダがあれば行える作業ですので、ご興味のある方は是非。