ご連絡・ご予約・アクセスはこちら

これからインターネット回線をWindowsXPで接続しようとしている方には「基本はNG」とお伝えするようにしています

これからインターネット回線をWindowsXPで接続しようとしている方には「基本はNG」とお伝えするようにしています

WindowsXPが発売されてから2021年10月でちょうど20年が経過したそうです。

既に20年が経過したXPですが7年前にはサポートを完全に終了された事からもうご利用をされていない方は居ないとは思っていましたが、未だに利用者はおられる様子。

その証拠に、世界でOSの利用状況でXPは未だに0.58%もいるようで、1万人のうち58人はまだXPを利用しているんだとか。そんなXPですが先日、お客さまが光回線を契約され、XPでインターネットが接続が行えないとの事で出張にて診断を行いましたが問題なくインターネット回線は開通されており、XPのダイアルアップ設定にて以前に利用されていたプロバイダの情報が入っていた事からインターネットが繋がらない理由となっていたそうです。

因みにこれらの動作の確認はXPのパソコンを必死に設定して開通を確認するよりは、別のWindows10が搭載されているパソコンを持参して確認を行うようにしております。

このようなパソコンを持参する理由としては「WindowsXP搭載のパソコンをインターネットに接続しないほうが良い」というお願いを兼ねてお伺いしており、これを「インターネットが繋がりましたよ」で設定を完了するなんて無責任な対処を行う訳にはサポート屋としてはそういかないのです。

XPでインターネットをしてはいけない理由

XPが搭載されたパソコンでインターネットを行う事が危険と、大まかに述べておりますが「何がそもそもいけないのか?」という事になりますが基本は「ほとんどのアプリケーションソフトの提供がXP用としては終了しているから」という説明に尽きます。

つまり既存のアプリケーションソフトで執筆されたり印刷を行いたい場合については、インターネットに接続していない場合においては問題は無いく、使える限り使っても問題はないと思いますが、ここは価値観の相違はあるかと思います。

しかし、20年ですよ20年。XP搭載モデルの後期を購入したとしても15年前に販売されたパソコンだと思うのですが、よく動作しているなぁ・・・と思うのですよ。

PCパーツを新品で構築された方は例外だと思うのですが、そんな方はインターネットを接続してWebブラウザでネットを利用したくて構築されている方は今更以内と思いますので、一般的には自宅に眠っているXPパソコンでネットを利用出来るか?と思われている方がこの記事をご覧になっていると思うのですが、このような方が該当する記事だと思って読んで頂ければ幸いです。

訪問営業など設定を行う方にアドバイス

現代のWindows10やWindows11に搭載されているパソコンについては、一般的には設定を行う事無く、LANケーブルを接続すれば繋ぐことが出来るNURO(ニューロ)などは、ルーターの設定を必要とはしませんが、XPが搭載されているパソコンについてはADSLモデムもしくはISDNのターミナルアダプタで接続してダイアルアップ接続でインターネットをされていた方が多かった時代です。

その為、既存の環境でダイアルアップ接続の設定を削除したりLANアダプタのプロパティに何らかの設定を施されて居いる場合がありますので、これらを削除すればインターネットの接続(IPアドレスの割り当て)がされますので、慌てずに設定を見直してみては如何でしょうか。

実はこれ、意外に多いお問い合わせの内容でして、WIndowsVistaのパソコンでも同様のご相談や症状が見受けられましたので慌てずに冷静に環境設定を行えば確実にインターネット接続が行えると思います。

また例外として、Wi-Fiの規格が802.11bでしか接続が行えない環境もあるなど、既存のWi-Fiルーターとの規格に会わない場合もあるなど、ある程は割り切ることも大事な要素もあると思っています。

まだWi-Fiも珍しい時代でもあったXP世代のパソコンですからね、現代とは接続の難易度が少しだけ高い事も覚えて頂ければいいのかな?と思います。

シェアお願いします!!